整備士インタビュー vol.02

若手を育成し、ともに
お客様の力になりたい

清水 大輔 DAISUKE SHIMIZU

2006年新卒入社 2級自動車整備士

入社のきっかけ

もともと車好きではなかった

実は、もともと車好きだったわけではありません。高校卒業時に就職先を探すとき、カー用品といえばオートバックスと名前だけを知っていた程度です。ただ、お客さまとお話しをしながら、最適な商品をご案内できるようになれたらいいなと思ったのが応募のきっかけです。

採用後、最初の1か月ぐらいは、新人研修で商品知識、商品の説明の仕方などを身に付けました。もちろんピット作業の研修もありました。

正式に配属されたのは接客メインのフロアではなくピットでしたが、最初の研修のおかげで大きな不安はなく、配属先へ行くことができたと思っています。今は整備の道を邁進していますが、本当は最初から車の整備がしたい!と思って入社したわけではありませんでした。

オートバックスの仕事

オートバックスで働く魅力

今、お話しした新人研修などの集合教育に加えて、店舗では先輩からの教育がとてもしっかりしています。人間関係がとても良く、分からないことは素直に先輩方に聞けましたし、先輩方は面倒見がよく、いつも新人の目線で教えてくれました。おかげで、早く仕事を覚えることができました。車について何も分からないまま入社した当時のわたしの不安は新人研修で取り除かれ、店舗に出てしばらくしたら結構スムーズに作業や接客ができたことを覚えています。

1日のスケジュール

出勤してまずは朝礼に参加します。朝礼後は、開店までにレジの開設、ピットについては作業予約の確認などを行います。今のお店では13時から14時の間はピットスタッフ全員で休憩をとっています。午後も作業が中心ですが、夕方からは閉店準備なども行います。

午前

  • 出勤
  • 朝礼・開店準備 レジ開設、ピット作業予約の確認
  • 開店
  • 業務 ピット作業

午後

  • 昼食 ピットスタッフみんなで
  • 業務 ピット作業
  • 閉店準備・閉店
  • 退勤

資格について

先輩方に仕事を教えてもらいながら、「もっと整備の仕事を追求したい!」「やっぱり整備士資格が欲しい」と思い始めたころ、会社がバックアップしてくれるとのことで、資格取得研修を受講しました。

講習には当時のピット長も参加していて、同じタイミングで一緒に勉強できた事がいい刺激になりました。これが資格取得できた要因の一つだとも思います。

資格取得後は、足回りやブレーキ関係も整備できるようになりうれしかったです。お客さまに対しても、堂々といろいろご提案できるようになったのは大きな違いです。

これから

目指すキャリアのあり方

できないことができるようになったときの達成感や、何でも1番になりたいという気持ちで、整備士としての技術や知識を身に付けてきました。今、タイヤ交換の作業の早さ、正確さだったら他の整備士に負けません。ちょっとカッコつけましたけど、本当は苦戦する後輩を横目にササっとタイヤを組んで、「早い!やっぱ、すごいですね」って言われたかったのが上達した理由です(笑)。

でも、この仕事はきっと極めることができない職業ですね。常に新しい車が出てきて、今もエーミングなど次世代整備にあたりどんどん新しい知識がないとついていけない。日々勉強が必要で、その一方、整備できたときの達成感をおそらく永遠に味わえる仕事であると思っています。

これからの目標

ピット長になってからは、スタッフのスキルマップをつくって個々の力を伸ばすなど、人材育成には力を入れています。みんなにも整備士としてできない作業をできるようになったときの達成感を味わってほしい。だから、普段のコミュニケーションをすごく大事にして、分からないことは素直に聞ける環境を築いています。あとは、整備士として車の不調で困っているお客さまを自分の力で解決したい。この仕事を通じて、お客さまに喜んでほしいです。

整備士を目指す人へ

わたしと同じように、車の知識はあまりないという人もしっかりした研修で勉強でき、不安なくやっていけると思います。また、仕事なので売上も大事にしていますが、現場はそれだけではなく、自動車整備という仕事に対し、熱意や向上心を持って取り組んでいます。会社もそうした気持ちを大切にして、研修や講習などでサポートしてくれます。新卒で経験がない人や整備の初心者でも安心して応募していただきたいと思います。

整備士インタビュー INTERVIEW

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