整備士インタビュー vol.04

オートバックスでは、常に多種多様な車と向き合えることがやはり一番の魅力だと思います。

また、私はトラブルシューティングも行っています。部品交換と違い時間を読めない部分が多く、大変な側面もあるのですが、トラブルシューティングの基本となるお客様からの情報、たとえば週に何回動かすのか？一回に走る距離数は？夜はどのくらい走るか？いつ頃からそういう状態か?どんな時に違和感を持つか？といった情報をしっかりお伺いします。お客様から伺った内容を頭の中で整理し、２パターンくらいの対策を立て、作業を絞り込んでいきます。トラブルが解決してお客様が喜んでくださったときはうれしいですね。こんなところにも仕事の楽しさ、やりがいがあります。

仕事のメインは車検で、お客様から依頼を受け、見積もりから完成検査までを行います。また、不定期でトラブルシューティングが入ります。作業が数週間にわたるときは中長期的な計画を立て、１日のスケジュールよりも数日間に渡る仕事量を管理することを重視しています。「今日はここまでやろう」という日々の積み重ねです。

社歴は20年以上になりますが、まだまだ一人前とは自覚できないほどオートバックスにははるかにレベルの高いベテランの整備士が多くいます。

また、オートバックスでは私が入社する以前から、担当者が行った作業や動作確認を別のスタッフがチェックするダブルチェック体制が実施されています。つねにベテランの整備士と連携する環境で仕事をしていれば、資格取得のハードルも決して高くはありません。私の経験も、後進の資格取得に役立ったら嬉しいですね。

若いスタッフが仕事に取り組む姿には、世代を超えて頼もしいものを感じます。環境的にも教育配信が進み、全体のスキルは着実に上がっています。一方、車の状態を判断するには「音」がとても大切で、こればかりは現場である程度経験を積まないとわかりません。

仕事中はインカムを通じ「この作業わかる？」「それは違うよ」と声をかけるようにし、時間があるときは勉強会を開いて希望者にレクチャーすることもあります。キャリアというと大げさかもしれませんが、自分がオートバックスで学んだことは次の世代へ引き継いでいきたいですね。

年齢とともに以前より体が動かないと思ったり、作業に時間がかかったりすることもあります。一方、若い人は経験がなく引き出しを持っていないから、答えが見つからない。 だからこそ、若いスタッフと協力し合い、一緒にお客様に貢献できるよう力を尽くしていきたいと思います。

現場で使う機材や工具は、毎年進化し種類も豊富になっていきます。今は専用機材が揃い、１年目でも５年目でも 女性でも男性でも、作業時間の差こそあれ最終的な仕上がりは同じです。スケジュールがしっかり管理できれば、休みが取りやすい点もこの仕事の魅力です。

オートバックスでの仕事は、自分に与えられた仕事をしっかりやれば結果の伴うことばかりです。「車が好き」という気持ちがあれば、間違いなくオートバックスは楽しい会社です。

私は家内と寺社仏閣を巡って仏像を見るのが好きで、休日は歴史のある寺社仏閣へ行き、これが仕事の励みにもなっています。

次々に新しい車種が登場し、変化についていく大変さはありますが、お客様に喜んでいただくことに楽しさを見つけられたら、この仕事は楽しくなります。仕事は楽しさが大切です。オートバックスで自分を高めながら、一緒に楽しく働きましょう。