整備士インタビュー vol.08

ピットスタッフとしてあらゆる仕事をします。オイルやタイヤ交換、電装部のチェックや車検作業、店舗の方での接客もします。
オートバックスは、私が働く環境として“ちょうどいい”感じがします。 整備だけの職場、また私のように無言で作業をしてしまうと、一日中誰とも話さない、ということも珍しくありません。
ここでは、ピットの同僚とはもちろん話しますが、接客も仕事のうちなので、ピットの中でも店内でもお客様とたくさんお話しします。 また、友人たちは車の相談の他にも私に会うために来店してくれます。 日々、誰かと話をしながら、好きな整備の仕事もしながら働ける、私にとって“バランスのちょうどいい”職場ですね。

午前９時出社、朝礼後、掃除、工具のチェック、タイヤ出しなどその日の仕事の準備をします。開店の10時から作業に入ります。私は整備のあらゆる仕事をします。車検作業、電装作業、そのほかオイルやタイヤ交換、店舗の方での接客もします。人とふれあいながらさまざまな仕事をするので、１日があっという間です。

１級整備士の資格は、オートバックス入社後に取りました。講習は福岡市内まで受けに行く必要があったのですが、片道1時間半かかるので唐津店を午後4時半には出発しなくちゃいけない。その日は早上がりさせてもらえ、快く送り出してくれました。おかげで65回の講習は無遅刻・無欠勤で出席できました。
何度かチャレンジして、40代で１級の資格を取りました。難関といわれる１級だからか、現在、１級整備士は佐賀県内で15人、唐津市内で３人ほどです。（※取材当時）
サポートしてくれた会社には感謝しかありません。

整備士として数社を経験しました。車関連の職場といえば、男性優位、カタい、というイメージかもしれませんが、オートバックスという会社・職場は「柔らかい」という印象です。 ピット内も店舗も明るく、柔らかい雰囲気でとても働きやすいです。 私はこれからも整備士を続けます。定年退職までオートバックスにいるかもしれませんね。

整備士をして30年以上、これまで整備士を諦める女性を何人か見てきました。私自身も「要らない！」など厳しい言葉をいわれたことがありますし、何度も挫けそうになりました。 しかし、19歳のころのある上司に「きみがやめたら、次に続く女性整備士の道が閉ざされる」と言われました。そのときからその言葉が今もずっと心にあります。
オートバックスは、どんな人にもチャンスを与えてくれる会社です。 たくさんの先輩や同僚から、幅広い知識や技術を分けてもらえます。 そして、お客様から直接「ありがとう」と言ってもらえます。 車や整備をすることが好き、人も好きであれば、ここは整備士として喜びを持って働ける職場です。