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- 親子で小田原かまぼこ手づくり体験~箱根路散策
箱根温泉(神奈川県)
2017.3.31
- 神奈川県
- 80km圏内
- ファミリー
- 体験
子供の成長を感じる旅!親子で小田原かまぼこ手づくり体験~箱根路散策
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定番ドライブスポットに隠れた「穴場」「絶景」「おすすめコース」をご紹介する“ちょい旅”。今回は、老若男女を問わず根強い人気を誇る観光地、小田原&箱根に行ってきました♪ テーマは、「子供の成長を感じる親子旅」。一緒に名所を巡るだけでもいいですが、「体験型旅行」は親にとっても子供にとってもかけがえのない思い出になるはずです!
[こんな方にオススメ] 春のドライブの必需品!車内の花粉対策なら…
- 今回のちょい旅ルート
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- 片道走行距離 80km
- 片道所要時間 7時間00分
9:00品川
古くから東海道の起点として栄えた品川が、今回のスタート地点。首都高速中央環状線を通り、池尻出入口から3号渋谷線に入ります。
10:00東名高速道路
東名高速道路から小田原厚木道路へと進み、箱根口ICで西湘バイパスを出ます。
14:30「大涌谷」
国道1号線から県道734線を経由して大涌谷に到着! 「鈴廣かまぼこの里」からクルマで40分ほど走れば目的地です。
16:00「箱根湯本」
「大涌谷」から再び県道734号線と国道1号線を通って箱根湯本の中心街へ向かいます。
17:00「箱根湯本温泉 吉池旅館」
箱根湯本からクルマを5分ほど走らせたら、温泉に到着。タオル代などはすべて入湯料に含まれているので、手ぶらでOK!
[こんな時に便利] ロングドライブの疲れをちょっとでも軽減したい
- 鈴廣かまぼこの里
- 「遊ぶ」「食べる」「買う」をまるごと楽しめる!
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- 鈴廣かまぼこの里すずひろ かまぼこのさと
- 住所:〒250-8506 神奈川県小田原市風祭245
- 電話番号:0465-22-3191
- HP:https://www.kamaboko.com/sato/
- ※施設によって予約時間・営業時間は異なります。詳しくは「鈴廣かまぼこの里」の公式サイトにてご確認ください。
「鈴廣かまぼこの里」は、1865年(慶応元年)の創業という老舗かまぼこメーカーが運営する施設。あれ、この感じどこかで見たことある気が……と思ったら、箱根駅伝の小田原中継所がここでした。小田原から山側に少し入ったところの国道1号線沿いには、鈴廣のかまぼこ工場、博物館、食事処、お土産物屋さんなど、さまざまな施設が並んでいます。小さい子連れのファミリーでも楽しめそうで、3歳の息子はさっそくワクワク♪
「つくる」を楽しむ~かまぼこ・ちくわ手づくり体験教室
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こちらの博物館では、子供が大好きなかまぼことちくわを手づくりすることができます。博物館の方いわく、「すり身を練る作業には力が必要」とのこと。小学生くらいのお子さんなら1人で手づくりを楽しめるそうなのですが、ウチの息子は小学生未満なので、今回は親子で体験することにしました。
国家資格!?プロの技から学ぶ!
はじめに、職人さんがかまぼこをつくっているところを見学しました。かまぼこづくりには、国家資格(水産練り製品製造技能士)があるって知ってました? 職人の手さばきは、ずっと見ていられますね。
小さい子でもわかりやすい仕掛けが!
博物館内には、かまぼこがどんな魚からつくられているのか、どんな調理法があるのかなどを視覚的に理解できる仕掛けも用意されています。「これ食べたことある~」と、子供の食いつきも良好です。
帽子とエプロンで準備OK!
すり身が肌や衣服に付くと落としにくいということで、体験の前にエプロンとキャップを装着。手をしっかり洗ったら、いよいよかまぼこづくりのスタートです。
すり身がうまくこねられない……
魚のすり身をつぶしてコネコネ。なるほど、これは力と繊細さが求められます。思っていたよりもすり身の扱いが難しいことが分かりました。ここから、かまぼこの板に乗せて形を整えていきます。
親子二人三脚でかまぼこ完成!
かまぼこの完成! これを蒸し器に入れてもらい、完成するのを待ちます。今回のドライブ旅行の最初のミッションをクリアし、早くも達成感が!
焼きたてのちくわをいただきます!
ちくわの出来映えはやや“アレ”でしたので、詳細は割愛します……。ただ味は申し分なく、親子で美味しくいただきました。焼きたてのちくわって、こんなに美味しいんですね!
- ※要予約かまぼこ・ちくわ手づくり体験教室の予約方法
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電話:0465-24-6262(営業時間9:00~17:00)
「食べる」を楽しむ~えれんな ごっそ
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国道1号線の反対側にある「えれんな ごっそ」は、小田原の海の幸、箱根の山の幸を楽しめるバイキングレストランです。「えれんな ごっそ」は地元の言葉で、「いろいろなごちそう」という意味。鈴廣の特製肥料を使って育てた野菜や料理、箱根ビールなどが楽しめます(今回はドライブなので、残念ですがアルコールはなし)!
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さすが鈴廣、かまぼこ料理もたくさんあります。ちょっとずつ、いろいろな種類を楽しめるようになっています。
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バイキング料理は子供にとっても大人にとっても楽しいもの。ラインナップの多さにテンションが上がります。
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盛り付けにもこだわった豪華版がこちら!息子は中央の乗り物かまぼことその左側の唐揚げをおかわりしました。
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はい、美味しかったことは言うまでもありません。
- Check Point箱根湯本の混雑を回避!?
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クルマで小田原・箱根に行くと、運転手は美味しい地酒・地ビールを楽しむことができませんよね。そんな時は、小田原や「鈴廣かまぼこの里」がある風祭界隈までクルマでドライブし、そこから電車を使って箱根を散策する「パーク&ライド」いう選択をするのも手です。
季節や時間帯によっては箱根湯本などの混雑が予想されるので、そうすることでスムーズな“ちょい旅”が実現できるかもしれません!
「買う」を楽しむ~鈴なり市場
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「えれんな ごっそ」を出て再び国道1号線を渡ったところにあるのが、「鈴なり市場」です。小田原土産と言えば、やっぱりかまぼこ! 鈴なり市場では、実演を見たり試食をしたりしながら、老舗・鈴廣のかまぼこワールドを存分に満喫することができます。
「喜ばれるお土産」と言えば……
お酒好きの方に人気なのがわさび漬けです。かまぼこは日本酒のおつまみにもピッタリ!アレンジ次第ではビールにも合います。
子供のハートもがっちりキャッチ!
子供が喜ぶかまぼこおみやげもズラリ。ウチの息子も嬉しそうに小脇に抱えていたので、もちろん買ってあげました。
「大漁万歳」は大量買いにも◎!
4種類の味を楽しめる「大漁万歳」は、会社などで配るお土産としてもばっちり。先ほどご飯を食べた「えれんな ごっそ」でも、このかまぼこがありました。味が分かっていれば買いやすいですね!
電車好きにはたまらない「汐風カフェ」
鈴なり市場の奥には「汐風カフェ」があり、ここからは目の前を通る真っ赤な箱根登山鉄道やロマンスカーを見ることができます。
手づくりかまぼこを自慢げに披露!
お土産を買ったら、最後に先ほどつくったかまぼこを受け取りに行きます(受け取り場所はかまぼこ博物館)。これが一番のお土産です。
[あるとうれしい] 運転中もスマホに触らずカーナビアプリを操作!
- PICK UP「鈴廣かまぼこの里」から2つのうれしい特典!
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- 特典その1:「ミニジェラートカップ」プレゼント!
- 携帯・スマホ・タブレットなどで当ページの画面を提示すると、ミニジェラートカップがもらえます!
条件:1グループにつき1回限り有効、他券との併用はできません。
引換場所:鈴廣かまぼこの里 鈴なり市場内「汐風の果樹園」
期日:2017年5月7日(日)まで - 特典その2:「お買い物券500円分」プレゼント!
- パーク&ライド駐車場を利用すると、鈴廣かまぼこの里内で使えるお買い物券500円分がもらえます!条件・場所:詳しくは、鈴廣かまぼこの里deパーク&ライドでご確認ください
※上記の特典は、予告なく終了させていただく場合がございます
- 大涌谷
- 箱根温泉郷の中心で熱気を感じる!
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- 大涌谷おおわくだに
- 住所:神奈川県足柄下郡箱根町
- 冠ヶ岳の標高800mから1000mの北側斜面に位置する
地熱と火山ガスの化学反応を利用してつくられる「黒たまご」が有名な大涌谷は、活発な噴気地帯であることからかつては「大地獄」と呼ばれていました。富士箱根伊豆国立公園の大涌谷園地として観光整備されてからは、噴煙や硫黄を見ることができるようになっています。
- PHOTO SPOT自然の熱気を伝える大涌谷
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温泉の熱を感じさせる白い水蒸気がそこかしこから上がっている光景が、大涌谷らしさ。
晴れていれば、より「地獄」のような景色を楽しめます。子供に温泉という大地の恵みを説明するのにも打って付けです。
- 箱根湯本
- 雰囲気と活気を感じる、箱根の”玄関口“!
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- 箱根湯本はこねゆもと
- 住所:神奈川県足柄下郡箱根町
箱根の玄関口として知られる箱根湯本。駅前には活気のあるお土産屋さんや食事処、おしゃれなカフェなどが並び、学生、ファミリー、シニア層のご夫婦までさまざまな旅行客で賑わいます。箱根湯本をぶらぶらするなら、駐車場のチェックを忘れずに!
- PHOTO SPOT箱根湯本の温泉町を散策
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豊臣秀吉の小田原征伐をきっかけとして、その存在が知られるようになった箱根温泉。
古くから「箱根七湯」の一つとして繁栄した湯本の街には、思わず写真を撮りたくなるような景色や味のある建物が数多くあります。カメラ片手に親子旅行を楽しむのもいいですね。
- 箱根湯本温泉 吉池旅館
- ”ちょい旅“の締めは、気軽&手軽に温泉!
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- 箱根湯本温泉 吉池旅館はこねゆもとおんせん よしいけりょかん
- 箱根湯本温泉吉池旅館政府登録国際観光旅館(登録981号)
- 住所:〒250-0311 神奈川県足柄下郡箱根町湯本597
- 電話番号:0460-85-5711
- HP:http://www.yoshiike.org/
- 営業時間:11:00~22:00(最終受付は20:00)※月・水・金曜日は13:30~
- 入浴料:大人2,210円/子供1,620円(タオル・バスタオルのレンタル付)
小田原・箱根をドライブで散策した”ちょい旅“の締めは、やっぱり温泉ですよね。「吉池旅館」は、箱根湯本駅から徒歩7分という好立地にある人気の温泉宿。日帰りプランがあるので、宿泊者でなくともゆったりと温泉タイムを満喫できます。タオルレンタル代が料金に含まれているので、入浴は手ぶらでOK! 「旅の疲れを流して帰りたい」というお父さん・お母さんにオススメです。
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開放感がある明るい女性用の大浴場。浴槽は御影石でできており、ツルツルとした肌触りが心地よさそうですね。
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こちらは貸し切り風呂です。木のいい香りが浴室内に広がり、身も心もリラックスできます。
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男性用の大浴場も広々としていてリラックスできます。ゆったり入れるので、大人も子供も満足の一時を過ごせるでしょう。
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木々に囲まれた男性用の露天風呂。これからの季節は新緑がとても美しいので、素敵なお庭がいっそう魅力的に映ります。
旅のまとめ
海と山がとても近く、どちらも手軽に楽しめてしまうのが小田原・箱根エリアの魅力です。アクセスがいいので「電車で行く」という方もいるかと思いますが、今回の親子旅ではドライブの魅力を感じることができました。やっぱり、クルマだといろいろ回りたくなりますね。
クルマ好き、かまぼこ&ちくわ好き、お風呂はほどほど……という息子にとっても、いい思い出になったんじゃないかと思います。小さかった息子がかまぼこやちくわを(共同作業ですが)つくれるようになったことにあらためて成長を感じ、大満足して帰途についた父親でした。
今回の旅人
- 宇佐美 裕之
- 「ペーペードライバー」ではないが「ペーパードライバー」な30代のパーパー(Papa)ライター。第二子の出産を機に息子(上の子)との心の距離がぐっと近くなり、最近は休日になると親子二人でどこかに出かける日々。次なる“ちょい旅”先はいずこか――。