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- 昼間に星空!?紅葉の高尾山とプラネタリウムの癒し旅
高尾山(東京都)
2016.12.28
- 東京都
- 50km圏内
- カップル
- 癒し
昼間に星空!?紅葉の高尾山とプラネタリウムの癒し旅
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定番ドライブスポットに隠れた「穴場」「絶景」「おすすめコース」をご紹介するちょい旅。今回は、ギネスにも登録された満点の星空が輝くプラネタリウムを経由し、紅葉を追いかけて高尾山へ!迫力満点のプラネタリウムと、パワースポットとしても人気のある高尾山で、秋のにおいを胸一杯に吸い込んで、心も体もリフレッシュできる癒しの旅を!
- 今回のちょい旅ルート
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- 片道走行距離 56km
- 片道所要時間 4時間
三軒茶屋
東名高速へとつながる三軒茶屋はドライブの起点にピッタリ。今回はそんな三軒茶屋からスタートします。
9:00井の頭通り
ちょい寄りスポットに向けて出発!高速は使わず下道で進んでいきます。カフェオレを飲みながらゆったりと安全運転!
12:00国立府中IC
多摩六都科学館から25分で国立府中IC。ここから中央道に突入し、高尾山出口を目指します。
13:00高尾山薬王院祈祷殿駐車場
高尾山近くの駐車場に駐車します。ここは高尾山まで近く、駐車料金は1日500円なのでおすすめです。
13:10高尾山
目的地、高尾山に到着!春は桜、夏はビアガーデン、秋は紅葉、冬は初詣と季節を問わず楽しめます。
- 多摩六都科学館
- ギネスに認定された、世界一のプラネタリウム!
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- 多摩六都科学館たまろくとかがくかん
- 住所:東京都西東京市芝久保町5-10-64
- 電話番号:042-469-6100
- HP: http://www.tamarokuto.or.jp
- 開館時間:9:30~17:00(入館は16:00まで)
- 入館料:観覧付入館券 大人1,000円
※ (展示室+プラネタリウムまたは大型映像を1回) - 休館日:月曜日(祝日の場合開館)
※ 祝日の翌日・年末年始・機器調整の休館日あり
大きな鉄塔のスカイタワー西東京(通称:田無タワー)をめがけてクルマを走らせると、大きなドーム状の建物が目を引く多摩六都科学館が見えてきます。世界一のプラネタリウムはもちろん、身近な科学に触れられるさまざまな展示室も見逃せません。
1億4000万個の星が輝く、大迫力のプラネタリウム★
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世界一のプラネタリウムを、田無で体験! 多摩六都科学館のプラネタリウムは「もっとも先進的なプラネタリウム」として、ギネス世界一に認定されています。直径27.5mのドームに、世界最多となる1億4000万個の満点の星が輝く様子は、まさに圧巻の光景! デジタル映像システムで映し出される大型映像の上映もあり、臨場感満点で引き込まれること間違いなしです。
時空を超えて宇宙に誘うプラネタリウム
投影機「CHIRON Ⅱ(ケイロンツー)」から1億4000万個の星が投影されます。全身で数多の星を浴びながら、うっとりと癒されましょう。専門スタッフによるライブ解説もあり、なかなか聞けない宇宙の話を聞くことができるのもここならでは。
“ムーンウォーカー”でお月さまを歩いてみよう!
「お月さまを歩いたらどんな感じなの?」が体験できる、ちょっとしたアトラクションに挑戦。お月さまでピョンっと跳ねると、こんなに高く飛ぶことができるんだ! と重力の不思議が体験できます。
自分の骨の動きが見える不思議体験!
自転車マシーンを漕ぐと、自分の脚と同じ骨の動きが正面の鏡に写しだされ一緒に動きます。わたしの骨はこんな動きをしているんだ! と学校では学べない体のしくみを体験から学べます。
対話しながら観察・実験・工作できるラボ
展示室には、ラボと呼ばれるイスとテーブルだけが設置されたスペースがあり、観察・実験・工作が行われています。ここでは堆積実験を観察。対話しながら行われ、実際に触ったり感じたりしながら実験を体験できます。疑問や質問も投げかけてみよう!
ミュージアムカフェで一息
館内には120席の広々とした休憩スペースと、コーヒーや軽食が楽しめるカフェも併設されています。
- 高尾山
- ミシュラン三ツ星を獲得した日本を代表する観光地!
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- 東京都心から近く、多くの観光客や登山者が訪れる。
- 高尾山たかおさん
- 住所:東京都八王子市高尾町2177
- 電話番号:042-661-1115
- HP: http://www.takaotozan.co.jp
世界一の登山者数を誇る、年間270万人が利用する日本の代表的な観光地です。成田山新勝寺・川崎大師と並ぶ、真言宗智山派の関東三大本山のひとつ。
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表参道を抜けると高尾山駅に到着!ドライブに行った11月中旬にはすでに木々が赤く色づいています。見ごろは11月下旬から12月。高尾山登頂にはケーブルカー・リフトがありますが(もちろん歩いて登るのも可!)、今回はリフトにライドオン。ともに大人片道480円です。
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リフトから見える景色が鮮やかでうっとり。赤や黄色に染まった紅葉を見ながら、約12分かけて上昇していきます。風がとても気持ち良いので、晴れた日はリフトで登るのがおすすめです。
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リフトを降りたら、いよいよ高尾山散策開始です。さっそく、お目当てだった三福だんごでお腹を満たします。三福だんごは、炭火で焼かれた「大福・幸福・裕福」の3つの福にくるみ味噌だれをつけた、あまじょっぱいお団子。福を丸かぶりします!
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参道を少し進むと、パワースポット「開運 ひっぱり蛸」を発見! たこの頭をなでると運気が上がると言われています。隣にある立派な杉の木は「たこ杉」と呼ばれ、その昔、参道の邪魔になるため切られそうになった根を一晩でぐにゃりと曲げた言い伝えがあり、「道が開ける」=「開運」として拝まれているようです。
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少し進むと参道が二手に分かれます。左の階段が「男坂」、右のゆるやかな坂道が「女坂」です。男坂は、人間の煩悩の数と言われている108段の階段で、登るごとにひとつずつ煩悩が消えて行くそうです。数えてみたらちゃんと108段ありました!
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高尾山は「天狗の棲む山」として、天狗にまつわる逸話がたくさんあるそうです。そのため、道中にはいろんなところに天狗の姿が。お土産も天狗グッズが豊富です。
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開運スポット「六根清浄石車(ろっこんしょうじょういしぐるま)」で、感覚器官をきれいに洗浄しましょう。「六根洗浄」と唱えながらこの石車をぐるぐると回せば、目や耳などの感覚器官をきれいに浄化してくれます。
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願い事を叶えたいという方はぜひこちらの輪をくぐりましょう!願い事を念じながら「願叶輪潜(ねがいかなうわくぐり)」という石のトンネルを通り抜け、大錫杖(遊行僧の杖)をカランカランと鳴らします。願いが叶いますように……!
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パワースポット巡りで必ず立ち寄りたいポイント「高尾山薬王院本堂」。厄除け、開運、学業成就など多くのご利益があるとされている本堂です。さすが霊峰にたたずむ本堂は、神々しく偉大さを感じます。初詣の参拝にも人気があります。
高尾山名物 そば
高尾山を訪れたらぜひ食べていただきたいのが、そば。おそばは高尾山名物で、参道にはたくさんのおそば屋さんが並んでいます。なかでもとろろそばや天ぷらそがが名物です。お店によって麺の太さやおだしの味はさまざまなので、お気に入りのおそば屋さんを見つけてみてください! 今回はちょっぴり豪勢に、天ぷらせいろを注文しました。登山で疲れた体に、おそばが沁みます。
旅のまとめ
都心からクルマで片道1~2時間、偉大な自然を満喫しエネルギーをたっぷりチャージできた旅でした。身近な科学体験や大型ドームのプラネタリウムと、高尾山から見た広大な山々。六根清浄で浄化されたことも手伝って、ここ何年も使ってこなかった“感覚器官”を動かしたような気がします。
今回の旅人
- 川浦 慧
- 音楽・食・旅が好きなアウトドアライター。料理はじゃがいもを中心につくる。