スタッドレス購入はタイヤだけ? ホイールも? それぞれのメリットを紹介
スタッドレスタイヤを選ぶときにタイヤだけを購入するか、それともタイヤと一緒にホイールも購入するか、迷ったことのある方は多いのではないでしょうか。今回はスタッドレスタイヤだけを購入した場合と、ホイールも一緒に購入した場合のそれぞれのメリットとデメリットをご紹介します。
「タイヤ」と「ホイール」の違い
「タイヤ」と「ホイール」はセットで存在していることが多いため、ホイール部分を含めて「タイヤ」と呼ばれることがありますが、今回は呼び分けて使います。
- 「タイヤ」はゴムの部分
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「タイヤ」はゴムの部分を指します。
自動車の技術の進歩と共に、タイヤの技術も日進月歩。ブリヂストンやダンロップをはじめとした各メーカーがさまざまなブランドを展開し、あらゆる性能のタイヤを開発、製造しています。
>タイヤの基本について詳しくはこちら
- 「ホイール」は金属の部分
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「ホイール」は金属の部分を指します。
ホイールの役割はタイヤへの動力の伝達、ブレーキやタイヤ周辺の空冷作用、ドレスアップ効果を担っています。
タイヤ同様に各メーカーがさまざまなブランドを展開し開発、製造をしています。
>ホイールの基本について詳しくはこちら
- 購入時の違い
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スタッドレスタイヤを購入するときは「スタッドレスタイヤだけ」を購入して現在装着してるホイールを使いまわす選択肢と「スタッドレスタイヤとホイール」を同時に購入する選択肢があります。次の見出しからそれぞれのメリット、デメリットを紹介します。
スタッドレスタイヤだけを購入するメリット・デメリット
スタッドレスタイヤだけを買って交換するメリットとデメリットには次のようなものがあります。
- スタッドレスタイヤだけを購入するメリット
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■メリット1. ホイールを購入しなくても良いので費用を抑えられる
夏タイヤを取り外して今使っているホイールを利用するので、購入するのはスタッドレスタイヤだけで済みます。つまり初期費用を抑えられるメリットがあります。
■メリット2. 装着しているホイールを使いまわしできる
現在、車に装着しているホイールがお気に入りの場合は見た目を損ねることなくスタッドレスタイヤにできます。
- スタッドレスタイヤだけを購入するデメリット
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■デメリット1. 何度も脱着するとタイヤを痛めることがある
ホイールからタイヤを外すにはビードと呼ばれる部分を強く引っ張るようにしてホイールからタイヤを剥がします。ビードの内部にはホイールと強く密着するためにワイヤーが入っていますが、何度も繰り返して組み替えると中のワイヤーが伸びたり切れたりすることもあります。
ワイヤーが伸びるとタイヤが変形し空気が漏れやすくなり、またワイヤーが切れるとタイヤは利用できなくなってしまいます。
■デメリット2. 交換のたびに脱着料金が発生する
ホイールからタイヤを外す、ホイールにタイヤを組み付ける料金が発生します。ホイールのインチや店舗によって料金が変わるため、予めランニングコストとして確認しておくことをおすすめします。
夏タイヤからスタッドレスタイヤ、スタッドレスタイヤから夏タイヤへ履き替えるたびに必要になります。
■デメリット3. タイヤの保管時に変形しないよう気をつける
ホイールを取り外した状態のタイヤは、重ねて置いたり重いものを上に載せてしまうと変形しやすいです。
>保管方法について詳しくはこちら
スタッドレスタイヤ用にホイールも購入するメリット・デメリット
タイヤだけではなくホイールも同時に購入してタイヤ・ホイールごと交換する「タイヤの履き替え」の場合のメリットとデメリットをご紹介します。
- スタッドレスタイヤに加えてホイールも購入するメリット
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■メリット1. 後々の工賃が安い
スタッドレスタイヤに加えてホイールも購入すると、後々の交換工賃が安くなります。オートバックスでは「タイヤ履き替え」の基本工賃は車1台で税込2,200円~です。一方、「タイヤ・ホイール交換」の基本工賃はタイヤ1本あたり税込1,100円~となるので車1台分では税込4,400円~になり「タイヤ履き替え」の方が安くなります。更に「タイヤ・ホイール交換」ではホイールバランス調整の費用も発生します。
※車種やインチサイズ、店舗によって料金が異なります。
■メリット2. 自分で交換することもできる
タイヤとホイールが組み合わさった状態であれば、夏タイヤからスタッドレスタイヤ、その逆にスタッドレスタイヤから夏タイヤに交換するときも自分で交換することもできます。
■メリット3. インチダウンできる
インチダウンはタイヤの外径(外側の大きさ)を変えず、ホイールサイズを小さくすることです。ホイールのサイズを小さくすることで以下のメリットがあります。
・インチが小さくなるとタイヤの価格は安くなる傾向にある
・タイヤのゴム部分が厚くなりクッション性が向上する
またホイールのデザインが違うことで夏と冬の交換サイクルを意識しやすくなり、うっかりスタッドレスタイヤを履いたままということも避けやすくなります。
- スタッドレスタイヤに加えてホイールも購入するデメリット
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■デメリット1. ホイール4本分の購入費用が発生する
ホイールを追加購入費用が必要になります。タイヤとホイール、そして取り付け工賃がひとまとめになったコミコミセットなどを選んで上手に出費を抑えたいところです。
■デメリット2. 保管時の重さが負担になる
タイヤとホイールが組み合わさった状態なので、車に積んだり保管場所へ運ぶときが重くなります。
オートバックスでスタッドレスタイヤを購入するメリット
「タイヤだけ」や「ホイールセットも」のどちらも歓迎
オートバックスではタイヤだけの交換も、タイヤセットごとの交換もどちらも大歓迎です。どちらか迷った場合は店頭スタッフにお気軽にご相談ください。ご予算とライフスタイルに合わせてお客様に最適な選択肢をご提案いたします。
- 「タイヤ保管サービス」を利用できる
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オートバックスでは、お客様のタイヤやホイールをお預かりする「タイヤ保管サービス」を承っています。取り外したタイヤを運ぶ際に服が汚れたり、保管スペースが無くて困るといったお悩みが解消できます。本サービスを未実施の店舗がございます。お近くの店舗にご確認ください。
>タイヤ保管サービスについて詳しくはこちら
まとめ
タイヤだけを購入する場合とホイールセットも購入する場合、それぞれにメリットとデメリットがあります。ホイールはインチサイズや材質などによって価格が異なるだけでなく、車種・グレードによって適合サイズが異なりますので、最寄りのオートバックスのスタッフまでお気軽にご相談ください。
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