タイヤを保管する場所にも注意したいものです。タイヤは直射日光や水分などによって劣化します。屋外にそのまま放置というのは最悪なパターンです。可能であればガレージや物置など、屋内の冷暗所での保管が理想的ですが、困難な場合は下記の3点に注意して保管する場所を選んでください。
①雨および水分からタイヤを守る
雨の当たる場所や湿度の高い所では、ゴムの変質が早まります。また、タイヤ内部のスチールコードが劣化する原因ともなります。屋外に置く場合には、防水性の高いカバーをかけて、厚手の段ボールや板の上に置いたり、風通しが良いすのこの上や専用のラックに置いたりして保管するようにしましょう。
②直射日光や高温からタイヤを守る
タイヤは紫外線に当たったり、高温の場所に長期間置いておくと、ひび割れなどの劣化が起こります。ガレージなどの日陰やカバーなどをかけて涼しい場所に保管しましょう。
③オゾンからタイヤを守る
エアコンの室外機やモーター使用機器、バッテリーなど、腐食性が高いオゾンが発生する機器の近くで長期間保管するとひび割れなどが起こります。排気が直接かからない場所や電気火花が出る装置の近くでの保管は避けましょう。