オールシーズンタイヤの交換時期は通常のタイヤと大きく変わらず、一般的に使用開始から2~4年といわれています。走行距離を基準にする場合は、30,000kmがひとつの目安です。
ただし、オールシーズンタイヤは年間を通じて使用されるため劣化や摩耗が早く、交換のタイミングが早くなることがあります。オールシーズンタイヤのゴムはサマータイヤに比べるとやわらかいため、夏場の高温下での長距離走行が多い場合は、早めの交換がおすすめです。
オールシーズンタイヤ交換の目安としては、下記のポイントに注意してください。
<オールシーズンタイヤ交換の目安となるポイント>
・スリップサインの露出
・プラットフォームの露出
・タイヤのゴムの硬さ
・タイヤの劣化状況
ちなみに、スリップサインとは、タイヤの残り溝が1.6mm以下になった際に露出するゴムの突起部分です。タイヤの溝が1.6mm未満になると保安基準を満たさないため、車検を通せなくなるので注意が必要です。
プラットフォームは、オールシーズンタイヤやスタッドレスタイヤに備わるもので、新品時から溝の深さが50%に減ると露出するようになっています。残り溝が半分以下になった場合は、降雪時での使用を避けたほうがいいでしょう。
タイヤの交換時期については、下記の記事もご覧ください。