雪をかぶった車 雪をかぶった車

スタッドレスタイヤはいつ履く?いつ戻す?そのベストタイミングとは

「スタッドレスタイヤにはいつ履き替えるべきか」「いつサマータイヤに戻すべきか」。これはよくある質問の代表例です。

シンプルにお答えすれば、雪が降る前に履いて雪のシーズンが終わったら戻すことになります。もちろんお住まいのエリアによってタイミングは異なりますが、オートバックスでは少し早めの履き替えをおすすめしています。

この記事では、履き替えの最適解と少し早めをおすすめする理由をご説明します。

カンタン予約・お店で待たない!

タイヤ交換をWEBで予約

スタッドレスを履くのは雪の降り出す1ヵ月前

オートバックスがおすすめする早めのタイミングとは、初雪もしくは結氷の日の1ヵ月前です。もちろんエリアによってその日付は異なります。

地域によって異なる降雪のタイミング

雪道を走行する車
以下は気象庁が公表している過去30年のデータをもとに、初雪と結氷の日を主な地域ごとに一覧にしたものです。

この1ヵ月前をスタッドレスタイヤ履き替えの目安としてお考えください。
地域 雪・初日 結氷・初日
帯広 11月1日 10月15日
仙台 11月26日 11月23日
東京 1月3日 12月24日
名古屋 12月22日 12月6日
大阪 12月26日 12月10日
福岡 12月18日 12月13日

オートバックスが早めの交換をおすすめする理由

オートバックスが早めの履き替えをおすすめしているのには理由があります。それは交換シーズンはお店が作業で混み合っているからです。

どうしても待ち時間が長くなってしまい、またタイミングによってはご希望のスタッドレスタイヤが在庫切れになっていることもあります。そういったことを避けるためにも履き替えは早めをおすすめしております。

また新品のスタッドレスタイヤは慣らし運転が必要です。慣らし運転の目的はタイヤ表面の油分を取り除くとともに走行によって表面を一皮むくことにあります。一皮むくとトレッド面が路面へ均一に接地するようになりタイヤの運動性能が正しく発揮されるようになります。

この慣らし運転には時速60キロで約200km以上走ることが必要とされていて、こういった期間も見越してオートバックスでは早めの履き替えをおすすめしております。

サマータイヤに戻すのは雪や結氷の終日を過ぎてから

地域ごとに異なる雪や結氷の終日

走行中の車
気象庁が発表している過去30年の雪の終日と結氷の終日を、主な地域ごとに一覧にしました。

このタイミング以降にスタッドレスからサマータイヤへ戻すのをおすすめします。
地域 雪・終日 結氷・終日
帯広 4月26日 5月7日
仙台 4月7日 4月3日
東京 3月9日 3月5日
名古屋 3月7日 3月23日
大阪 3月8日 3月9日
福岡 3月2日 2月27日

次の冬まで履き続けるのが絶対にNGな理由

つい面倒になってスタッドレスタイヤからサマータイヤに戻すのが遅くなってしまうこともあるかもしれませんが、その流れで「次のウィンターシーズンまで履き続けてしまう」などといったことは絶対に避けたいところです。

スタッドレスタイヤをそのまま履き続けることのデメリットには次のようなものがあります。

ウェット路面に弱い
スタッドレスタイヤはサマータイヤに比べると雨の日にハイドロプレーニング現象が起こりやすく、またグリップ性能でも劣ります。

ウェット路面の制動距離が長くなってしまい、本来サマータイヤでは避けられた事故をスタッドレスでは避けられないといったケースもあり得るほどです。
運動性能に劣る
サマータイヤに比べるとスタッドレスタイヤは、走る・止まる・曲がるといった基本性能で劣ります。

高速走行や峠道での安定性に加え事故を避けるための咄嗟の回避行動でもその性能差は小さくありません。結果として事故のダメージが大きくなる可能性もあります。またドライ路面でもスタッドレスタイヤは制動距離が長いとされています。
トレッドゴムの摩耗を早めてしまう
スタッドレスタイヤは溝の深さが50%摩耗したら冬用のタイヤとしては使えません。

つまり夏期もスタッドレスタイヤを使い続けることはスタッドレスタイヤとして利用できるゴムを無駄に消耗してしまうことになり、非経済的です。
燃費が悪くなる
サマータイヤに比べると走行抵抗が大きいため燃費の悪化を招きます。
走行ノイズが大きい
スタッドレスタイヤのトレッドはパターンノイズが大きめでサマータイヤよりも走行時の静粛性や快適性に劣ります。

タイヤ履き替え費用の目安

オートバックスのタイヤ保管サービス

スタッドレスタイヤとサマータイヤの使い分けで悩まされるのがタイヤの保管です。オートバックスにはタイヤ保管サービスがあり、次のようなお悩みを解決します。

■よくある悩み1. 保管場所がない
スタッドレスタイヤはサマータイヤに比べると雨の日にハイドロプレーニング現象が起こりやすく、またグリップ性能でも劣ります。
ウェット路面の制動距離が長くなってしまい、本来サマータイヤでは避けられた事故をスタッドレスでは避けられないといったケースもあり得るほどです。

■よくある悩み2. タイヤ持ち運びが重労働
小型乗用車のタイヤでも1本あたりの重量が15kgを超えることは珍しくありません。持ち運びがつらい、腰を痛めてしまったなどという問題を解決します。

■よくある悩み3. 盗難やいたずらが心配
タイヤやホイールは高価なパーツです。人目につく場所に置いてあったのでは盗難の危険性があり、その心配も解消します。
タイヤ保管サービスのご利用方法

まとめ

スタッドレスタイヤに履き替えたりサマータイヤに戻すといった、いずれのアクションも早く実行することのメリットは少なくありません。

オートバックスではタイヤの履き替えはもちろんスタッドレスタイヤの買い替えやタイヤローテーション、バランス調整など、タイヤにまつわるあらゆるご相談を承っております。ぜひお近くのオートバックスまでご相談ください。

タイヤ交換の予約はできる?
タイヤ交換できる車種は?
ページトップへ