車種によって指定空気圧が違うのはなぜ?

タイヤの空気圧は、車により様々な設定があります。

同じタイヤの銘柄、サイズなのに、車種によって指定空気圧が違う。

そこにはどういう理由があるのか、何を基準に決められているのかを解説します。

カンタン予約・お店で待たない!

タイヤ交換をWEBで予約

なぜ車によってタイヤの空気圧は違うのか?

まずはご自身の車の指定空気圧を見てみましょう

皆さん、ご自身がお乗りのお車の指定空気圧は知っていますか。タイヤの空気圧は、車によって推奨される空気圧が異なります。

その車に合った空気圧というのは、メーカーによって定められ、一般的に車のドア枠部分に張られたステッカーに記載されています。

実はこの空気圧、車種によって異なり、また同じ車種でもグレードによって異なる場合があります。複数台お車をお持ちの方は、比較してみてもいいかもしれません。
なぜ車によってタイヤの空気圧は異なるのか
なぜ車により指定空気圧は異なるのか。それは、車ごとに形状、重量、バランス、装備が異なり、安全かつ快適に走行できる理想の空気圧が異なるからです。

指定空気圧は、自動車メーカーがユーザーに安全かつ快適に車を使っていただけるよう、テストにテストを重ねて出されたものなのです。

タイヤの空気圧は何を元に決められているのか

ではタイヤ空気圧は具体的にどの様な基準で設定されているのでしょうか。一番大切な基準となるのが、最大負荷能力です。最大負荷能力はその車で想定される重量に対し、タイヤが適正かつ安全に機能する負荷の上限を示したものです。

負荷能力はロードインデックスといわれる指標で見ることができます。ロードインデックスはタイヤの側面にタイヤサイズと一緒に記載されており、タイヤサイズの後ろに数字で記載されています。
(例)195/65R15 91H
上記の91に部分がロードインデックスになります。

このロードインデックスは、同じ指数でも入れる空気圧により最大荷重能力が異なり、例えば先ほどの例に挙げた195/65R15 91Hのタイヤサイズで、230kPaの空気圧を入れた場合は、タイヤ一本当たり600kgまでの不可に耐えられますが、200kPaしか入れなかった場合は555kgまでしか耐えられません。

このように同じタイヤでも、装着する車の重量により必要な空気圧は異なります。これが車により指定空気圧が異なる大きな理由です。

ちなみにロードインデックスは、各タイヤメーカーのホームページなどで調べることができます。タイヤをインチアップした際にもとても重要になりますので、気になった方はぜひ見てみてください。
関連記事

>ロードインデックスとは

>ロードインデックスとは

ロードインデックスとは

指定空気圧を守る重要性

これまで指定空気圧とタイヤの関係性について解説し、なぜ車ごとに指定空気圧が異なるかお分かりいただけたかと思います。

指定空気圧を守らないと、タイヤは本来の性能を発揮することが出来ず、車を安全に走らせることが出来ません。適正な空気圧でないことによりバーストなどのリスクが高まってしまします。

自分の車の指定空気圧を知り、適正な空気圧を維持することはとても重要な事なのです。

【ピットサービス紹介】No.010 窒素ガス充填・補充 | オートバックス

最後に

お車を安全に走らせるためには、タイヤ空気圧は指定の空気圧で設定し、定期的な点検でその空気圧を維持してあげることがとても大切です。

全国のオートバックスのお店では、タイヤの空気圧点検を無料で行っております。しばらく空気圧をチェックしていない方や、自分の車の指定空気圧が分からない方も、お気軽にご相談ください。

無料安全点検!クルマの安全点検を実施しております!

タイヤ交換はどうやって予約すればいいの?
オートバックスでタイヤ交換するときの費用は?
ページトップへ