車検 基礎知識

ただパスすればいいだけの車検はもったいない
車検と同時にやるとお得なメンテナンス5選
▼ 目次
車検と同時に実施するとお得なメンテナンス

コストと時間を節約できるのでお得
ご存じのとおり車検はあくまで検査ですので、基準に合格していればメンテナンスしている、していないは関係ありません。同時に行う法定点検も理屈の上では定められた点検と調整を行えば、必ずしも部品を交換する必要がありません。
しかし、車にはあちこちに消耗部品があります。走行にともない、また走行していなくても経年変化によって劣化しますので、適切なタイミングで部品を交換するなどメンテナンスすることが必要になります。
メンテナンス内容によっては車検と同時に実施するとお得となるものが少なくありません。 車検や法定点検では車をリフトアップしたり周辺の部品を取り外したりするため、その際、一緒に行うとお得なメンテナンスがあります。
お得な点は、コストと時間の両方を節約することができることです。車検と同時に行うことで作業工賃を抑えられ、車を持ち込む手間と時間も一度で済みます。

タイヤの交換がお得
最近の車は先進の自動運転支援システムを備えていることが珍しくなくなってきました。車によっては前の車に接近したことを検知して自動的にブレーキをかけて停止してくれるものもありますが、こういったシステムも足元のタイヤが安全を支えています。 タイヤの溝が減っていると、特にウェット路面では制動距離が伸びてしまい、せっかくの自動ブレーキが働いたとしても安全に停まりきれないといった可能性もあります。 しかし、なかなかタイヤの溝までチェックする機会がないのも実情ではないでしょうか。また、積極的にチェックしようとしても、タイヤ内側の片減りなどはなかなか見つけにくいものです。
車検では車をリフトアップするとともにタイヤ&ホイールを取り外しますので、タイヤ全周にわたって溝の深さ・偏摩耗・傷やひび割れの有無をチェックできます。車検ではタイヤの健康診断を受けることができ、タイヤ交換のタイミングを正しく判断することができます。また、点検や整備の流れの中でタイヤを交換することで、無駄な工賃を発生させることなく適切にメンテナンスできるメリットがあります。
タイヤにまつわる車検のポイント
車検ではタイヤの残り溝が1.6mm以上なければならないとされています。基準に満たなければタイヤを交換しなければなりません。

タイヤローテーションがお得
タイヤはローテーションすることで長持ちさせることができます。タイヤローテーションとはタイヤの装着されている位置を入れ替えることで偏りなくタイヤを使い切るためのメンテナンスです。車検時の法定点検ではタイヤ&ホイールを車から外しますので、このときにローテーションを実施すれば費用を抑えることができます。
タイヤローテーションにまつわる車検のポイント
タイヤのローテーション実施はタイヤを寿命まで使い切るために欠かせないメンテナンスです。車検や法定点検とは直接関係ないものの偏摩耗を防ぐ効果がありますので、タイヤが原因で車検に不合格になる原因のひとつを解消することにつながります。

エンジンオイルの交換がお得
エンジンオイルは定期的な交換が必要です。交換は半年に1度、走行距離にして5,000kmごとがおすすめです。ただし過酷な条件で走行しているお車であれば、3ヶ月に1度、もしくは走行距離2,500kmごとの交換がベターです。このような交換サイクルは車検のタイミングと重なることが珍しくありませんので、同時に実施しておけば改めてお車を持ち込む手間が省け、時間の節約にもなります。
また車検と同時に実施する法定点検ではエンジンオイルの量や汚れを必ずチェックします。万一エンジンオイルの量が不足しているような場合は、注ぎ足すより全量の交換がおすすめです。
エンジンオイルにまつわる車検のポイント
エンジンオイルが漏れていると車検にパスしません。 エンジンオイルの量や汚れについては車検そのものに影響することはありませんが、エンジンオイルの管理は車検に関係なく重要なメンテナンスですので、定期的にチェックおよび交換することは必須です。

バッテリーの交換がお得
バッテリーは消耗品です。その寿命は概ね2年から3年と言われており、劣化したバッテリーを使い続けると外出先でのバッテリー上がりなど、トラブルに遭遇する可能性が高まります。ロードサービスにレスキューを依頼した場合、費用がかかることもあります。
車検と同時に行う法定点検では、バッテリーの劣化・変形・液量のチェックを必ず行い、固定や端子の接続も同時に確認します。車検時に異常をチェックして適切な交換を行うことは、トラブルにまつわる無駄なコスト発生を未然に防ぎ車の維持費をリーズナブルに抑えることにつながります。
バッテリーにまつわる車検のポイント
バッテリーが弱くなるとヘッドライトの光量が落ちることがあります。 ヘッドライトの光量不足があると車検にはパスしません。

ブレーキパッドの交換がお得
車検と同時に行う法定点検では、ブレーキパッドやブレーキシューの消耗をチェックします。チェックのためには車をリフトアップしてタイヤ&ホイールを取り外しますので、このようなタイミングで必要に応じてブレーキパッドやブレーキシューを交換すると合理的にメンテナンスできます。
ブレーキパッドにまつわる車検のポイント
車検ではブレーキパッドやブレーキシューの厚みに関する基準はありません。あくまで正しくブレーキが作動して制動できているかどうかが検査されます。ブレーキパッドやブレーキシューの厚さが残りわずかになっていても車検にパスすること自体は可能ですが、安全かつ安心して乗り続けるためには早めの交換をおすすめします。
オートバックス車検がお得
車検と同時に各種メンテナンスを実施することは、結果的にお車のランニングコストを上手に抑えることができるのでおすすめです。一方、車検時にすべてを実施してしまうことで一時的な出費はかさんでしまいます。できるだけ出費を抑えたい、もしくは必要なものであっても出費を分散させたいと思う方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめしたいのが「オートバックス車検」です。オートバックス車検をお受けいただくと2年間有効なメンテナンスカードが発行されます。このメンテナンスカードにはさまざまな特典があり、9つのメンテナンスメニューが無料となります。つまり車検を受けてから後日実施したものについても作業工賃の出費を抑えられるのです。
エンジンオイル交換
エンジンオイルを交換したばかりで、車検とタイミングが微妙に合わないこともあるかと思います。メンテナンスカードがあるとエンジンオイル交換とオイルフィルター交換の基本工賃が無料になりますので、車検とは別の機会に交換しても負担増が避けられます。
バッテリー交換
メンテナンスカードがあればバッテリー交換基本工賃も無料です。また、無料チェックも実施していますので、少しでもバッテリーの状態に不安を感じたらいつでも健診を受けられます。バッテリーのトラブルは突然起きることもあるので早めの交換がおすすめです。一方、バッテリーは高価な消耗品なため、車検と同じタイミングではコスト面での負担が大きくなります。車検のタイミングで交換をしない方にもメンテナンスカードは頼もしい存在です。
タイヤローテーション
タイヤローテーションも年に1回無料です。タイヤローテーションは1年に1度の実施がおすすめです。2年車検の方も1年ごとに実施が可能なため安心かつお得です。 またタイヤの空気圧点検や補充については何度でも無料で実施できます。
ワイパー交換とウォッシャー液補充
法定点検ではワイパーゴムの劣化やウォッシャー液の量もチェックされます。オートバックスのメンテナンスカードがあれば、ワイパー交換基本工賃やウォッシャー液の点検・補充についても無料になります。ワイパーやウォッシャー液は車検のタイミングとは関係なく、より頻繁に実施することになるメンテナンスだけに好評です。
エアフィルター交換
エンジンに吸入される空気をキレイにするエアフィルターも消耗品です。エアフィルターが目詰まりすると燃費の悪化や性能の低下につながります。メンテナンスカードがあれば基本工賃無料でできるためフィルターが汚れたタイミングを見計らって交換することができます。
まとめ

車検をパスするのに必須のメンテナンスに加え定期的に行うべきメンテナンスも車検時に実施するか迷うことがあります。オートバックス車検であれば、車検のタイミングだけにこだわることなく、いつでも都合の良いサイクルで無駄なく適切にメンテナンスできるメリットがあります。また1年間無料で「安心3つ星補償」がついてくるので、突然のタイヤのパンクや窓ガラスの破損、バンパーの擦り傷といったトラブルもお得に対処することができます。詳しくはオートバックス公式ホームページ、またはお近くのオートバックスのお店でお尋ねください。
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車検は安全・安心につながるのでしっかりと受けたいと思う一方で、スマートに費用を抑えたいものです。車検では、車をリフトアップして各部を点検・調整するので、同時にメンテナンスしておくとお得な項目があります。 一方でお得なのはわかっていても、一度にメンテすると費用がかさむので、できるだけ分散させたいという方もいるのではないでしょうか。 そんな時はオートバックス車検がおすすめです。 オートバックスで車検を受けると、後からでも工賃を抑えてメンテナンスを行うことができます。 今回は車検と同時に実施したいメンテナンスを解説するとともに、オートバックス車検がカバーする範囲をご紹介します。