軽自動車のバッテリー交換費用は?
人気の軽自動車ですが、バッテリーに関する不具合は年間を通して発生してます。トラブル防止のためには定期的なバッテリーの点検や交換が欠かせません。ここでは軽自動車に搭載されているバッテリーの種類と選び方、その交換費用について解説します。
軽自動車のバッテリー交換費用
バッテリー交換の費用は、バッテリーの価格、交換工賃を加えたものになります。また古いバッテリーは適切に廃棄する必要があります。
- 軽自動車のバッテリー価格の目安
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■標準用バッテリー
税込4,480円~
■充電車用バッテリー
税込7,480円~(補水タイプ)
税込9,680円~(メンテナンスフリータイプ)
■アイドリングストップ車用バッテリー
税込11,880円~
- バッテリーの交換工賃の目安
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税込2,200円~
軽自動車のバッテリーの寿命と交換のタイミング
バッテリーは消耗品です。使用期間や点検の結果に応じて交換しなければなりません。
- 軽自動車のバッテリーの寿命
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バッテリーは約2~3年を目安として定期的に点検・交換をすることをおすすめします。
- 軽自動車のバッテリー交換タイミング
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バッテリーは経年劣化に加え、電装品の装着による負荷の増大や高温下などの使用環境、放電したまままでの長期放置、液不足などのメンテナンス不備によって寿命が短くなります。特に過放電を繰り返して一度でも上がってしまったバッテリーはトラブルを避けるために早めの交換がおすすめです。
- 軽自動車のバッテリーの点検方法
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軽自動車のバッテリーは日常点検が欠かせません。日常点検には、外観点検・液量点検・内部点検の3つがあります。
■外観点検
エンジンルームを開けてバッテリーが変形や液漏れをしていないか、端子の腐食や緩みがないか、バッテリーを固定している金具にも緩みがないか点検します。
■液量点検
バッテリー液(精製水)が減っていないか確かめ、必要に応じて補充します。液面が低いまま使い続けると、本来の性能が発揮できないばかりかバッテリー内部が劣化して最悪の場合バッテリーが爆発することもあります。
■内部点検
バッテリーテスターを使って内部抵抗を測定します。また比重計でバッテリー液の比重値を測定してバッテリーの放電状態を知ることができます。バッテリー内部には仕切りがあり、各セルによって比重にバラツキがあるときもバッテリーの寿命を示します。
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軽自動車のバッテリーの種類
軽自動車のバッテリーには一般的な標準車用のほかに、充電制御車用、アイドリングストップ搭載車用があります。バッテリーを交換するときは必ずお乗りの軽自動車に搭載されているものと同じタイプを選びましょう。
- 標準車用バッテリー
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多くの軽自動車に採用されている一般的な鉛バッテリーで、コストパフォーマンスが高く安価で手に入れることができます。お手入れ方法の違いによって「補水タイプ」と「メンテナンスフリータイプ」があります。
- 補水タイプとメンテナンスフリーの違い
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バッテリーの中には電解液が入っており、液面がケース脇に示された上限(UPPER)レベルと下限(LOWER)レベルの間にあるのが適正です。 補水タイプのバッテリーは電解液が減ってしまうため、精製水の補充が必要なタイプです。 電解液は充放電の繰り返しによって電気分解され、酸素と水素になって外部に放出されます。放出によって、電解液が減ってしまうため、定期的なメンテナンスが必要となります。
一方、メンテナンスフリータイプのバッテリーは電気分解が発生しにくい設計になっているほか、密閉性の高い構造になっており、精製水を補充する必要はありません。
- 寒冷地仕様
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軽自動車の中には寒冷地仕様のバッテリーを搭載しているものもあります。この場合、バッテリーそのものが寒さに強い構造になっているのではなく、標準車よりも容量の大きなバッテリーを搭載していることが一般的です。
- 充電制御車用バッテリー
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充電制御を備えた軽自動車には充電制御車用のバッテリーが搭載されています。 充電制御とは必要に応じてバッテリーへの充電と充電停止を切り替えられる仕組みです。
従来の常に発電機(オルターネーター)を回して充電を継続していた仕組みに比べると、エンジンの負担が軽減されるといった利点があります。この仕組みにあわせて充電制御車用のバッテリーは充電効率が高く、より短時間で充電されるようになっています。
標準車用のバッテリーに替えて充電制御車用を使うことができます。
■充電制御車の見分け方
車検証に記載されている型式が「CBA」や「DBA」から始まっている車種は充電制御が備わっていることが多くなっています。またエンジンルームにあるバッテリーのマイナス端子のまわりに電流計の小さな箱が取り付けられています。
※車種によってはプラス端子の場合があります
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- アイドリングストップ搭載車用バッテリー
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バッテリーにとって、もっとも負荷の大きくなる瞬間はエンジンの始動時です。停止しているエンジンを回すためには大きな力が必要で、スターターモーターへの電力供給はすべてバッテリーが賄っています。
エンジンの停止と始動を繰り返すアイドリングストップの作動はバッテリーにとって非常に過酷な使用状況になります。そこでアイドリングストップシステムを搭載する軽自動車には、耐久性が高く短時間で回復するクィックチャージ性能に優れた専用バッテリーが使われています。
軽自動車のバッテリーの型式
軽自動車のバッテリーには2つの型式が使われています。JIS規格によって定められた標準車用に加え、アイドリングストップ車用のために電池工業会規格(SBA)のものがあります。バッテリーを交換するときは、原則として新車時に搭載されているものと同じサイズ、同じ端子極性(RタイプやLタイプなど端子の位置を表す)、同じ性能ランクのものを選びます。
- 標準車用の型式
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一般的な軽自動車および充電制御を備えた軽自動車に適合するバッテリーの型式です。
■JIS型式の一例
44B20L
・44:性能ランクを意味します。数字が大きいほど高性能になります。
・B:バッテリーの幅と箱の高さを表します。
・20:バッテリーのおよその長さを表します。単位:cm
・L:プラス端子の位置を表します。
- アイドリングストップ車用の型式
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アイドリングストップ車のために定められたバッテリーの規格に基づいています。
■SBA型式の一例
M42R
・M:外形寸法の区分。
・42:性能ランク。数字が大きいほど高性能になります。
・R:プラス端子の位置を表します。Lの場合は省略されていることもあります。
まとめ
軽自動車のバッテリーは定期的に点検を行いましょう。オートバックスではバッテリーの無料チェックを実施しているほか、コスパが高く人気のプライベートブランド商品をはじめ軽自動車に最適なバッテリーを豊富に取り揃えています。ぜひお近くの店舗へお越しください。
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- ピット作業ができる車種は?
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国産車はもちろん、輸入車も作業可能です。
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