【ピットサービス紹介】エンジンオイル交換

オートバックスの整備品質[No.005] エンジンオイル交換
AUTOBACS GUYS(オートバックスガイズ)とは全国のオートバックスから選りすぐられたプロフェッショナルなメカニックたちの総称です。愛知県のオートバックスで二級整備士、自動車検査員を担う上野浩司が、エンジンオイル交換にまつわるオートバックスの誇る整備品質について解説します。

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エンジンオイルとは?

エンジンオイルの働きは大きくわけて5つあります

 

「エンジンオイルは人でいうところの血液と同じもの。必要不可欠なもので、その役割は大きく分けて5つあります。潤滑、洗浄、密封、冷却、そして防錆です」
潤滑
エンジン内部の金属部品が滑らかに動くようになります。
洗浄
エンジン内部の汚れをとってクリーンな状態にします。
密封
エンジンの燃焼室の隙間を塞いで、パワーロスを防ぎます。
冷却
エンジンの熱を奪って、加熱しないようにします。
防錆
金属各部をサビ止めしてエンジンを守ります。

エンジンオイルは劣化する?

エンジンオイルは消耗品です

 

「エンジンオイルは劣化のいちじるしい消耗品です。車を走らせれば走らせるほど、交換時期が近づきます」
エンジンオイルが働けば働くほど先にご紹介した5つの性能がパフォーマンスダウンします。性能の落ちたエンジンオイルを使い続けることは、絶対に避けたいところです。

劣化したまま使用したら?

最悪のケースでは発火や火災の事例も…

 

「エンジンオイルが劣化すると、燃費の悪化、加速の低下を招きます。ただし、徐々に変化するため、毎日乗っているドライバーは劣化に気付きにくいのが実情です。そのまま乗り続けると、最悪のケースでは発火、車両火災に至るとも言われています」

エンジンオイルが劣化すると、潤滑不良に陥ります。その結果、コンロッドが折れてシリンダーブロックを貫通するといったエンジンの損傷、シリンダーブロックに開いた穴から飛散したオイルが排気管などにかかって発火といったことが起こりえます。

オイル交換の目安は?

走行距離5,000kmごと、もしくは6ヶ月ごとの定期交換が目安

 

「エンジンオイルの交換サイクルは、走行距離5,000kmごと、または6ヶ月ごとを基準に考えてください。ただし、お車をハードに使っているのなら、これをシビアコンディションと呼んでいるのですが、走行距離3,000kmごと、または3ヶ月ごとの交換をおすすめします。さらにターボ車の場合は走行距離2,500kmごと、または3ヶ月ごとを推奨します」
走行距離5,000kmごと、または6ヶ月ごとの場合、距離か、時期か、いずれかを早く迎えたタイミングで交換します。例えば、走行距離は4,000kmしか伸びていなくても、半年が経過していたら要交換です。

オイルの選び方は?

指定された粘度のオイルを使いましょう

 

「全ての車に指定オイルというものがあります。この指定とは粘度、つまり硬さです。ベストなコンディションを保つには、指定された硬さのオイルを使います。指定の粘度は取扱説明書に書いてあります」
エンジンの粘度は「0W-30」といった表記で示されます。取扱説明書などに推奨粘度が記載されており、車種によって異なるほか複数の粘度から選べることもあります。指定以外の硬さのオイルを使うとエンジンの性能を低下させてしまうことがあります。

グレード(性能)の違いにも注目

「オイルにはさまざまな種類、価格帯があります。先ほど、エンジンに要求される5つの働きを紹介しました。この5つの性能が全方位的に優れているオイルほど高性能になります」
エンジンオイルのグレードは、SNやSL、SP、そしてCFといったアルファベットで表示されます。オイル選びに迷ったら、オートバックス店頭でスタッフにお気軽にお声がけください。お乗りの車とライフスタイルに合わせて、最適なオイルをご提案いたします。

必要なオイルの量とは?

オイルは多すぎても少なくてもNG

 

「エンジンオイルはエンジンごとに規定量というものがあります。多ければ多いほどいい、少なくしておけば安上がりになるといったものではありません。お乗りの車の規定量を、多くのドライバーの方はご存じありません。お車の取扱説明書を見て分からなければ、オートバックスのスタッフに遠慮なくお尋ねください」
エンジンオイルが規定量より多いと、走行抵抗が大きくなりパワーダウンや燃費の悪化を招きます。また規定量より少ないと、エンジンの損傷に加え火災の原因になるケースもあります。

エンジンオイル交換の予約はできる?

アプリやWEBなどの3つの方法から簡単に予約ができます

 

「オートバックスでは、エンジンオイル交換の予約も承っています。ご予約方法は3つあり、ひとつはオートバックスの公式アプリから。24時間いつでもどこでも予約が可能です」
公式ウェブサイトを利用してご予約

 

「もう一つ、公式ウェブサイトからのご予約があります。こちらはスマホやパソコンから手続きできます。オートバックスの公式サイトからアクセスしていただき、お好きなお店を選んでオイル交換の予約が可能です」
急いでおられるお客さまはお電話でご予約

 

「最後に、今すぐオイル交換がしたいという方は、お電話での予約も受け付けしています。最寄りのオートバックスにお電話をいただければ、オイル交換の作業時間を確認できます」

オイル交換の作業の流れは?

オイル交換作業の前に事前チェックを実施

 

「それではオイルの交換手順をご紹介します。ご入庫いただきましたら、現状の確認から始めます。ボンネットを開けて、古いエンジンオイルの量と状態をチェックします。問題がなく、交換できる状態であれば、お車に合わせた専用のパッドなどを使ってリフトアップします。リフト上で安定しているかを確認してから、オイル交換に適切な高さまで持ち上げます。このとき、下まわりなどに、オイル漏れがないかを確認します。また、必要に応じてアンダーカバーなども外します」
オートバックスではエンジンオイル交換作業を安全第一で行なっており、作業前の確認から実施します。またオイル交換作業は、お車に合わせて、下抜きと上抜きの2通りを使い分けています。
エンジンオイルを下から抜く場合

 

「エンジン下部のオイルパンにあるドレンボルトを外して、古いオイルを抜き取ります。この方法を『下抜き』と言います。完全にオイルが抜けたらドレンボルトを戻します。この時、ガスケット(ドレンボルトワッシャー)が付いているお車に関しては、必ず新品に交換することをおすすめしています」
ドレンボルトのガスケットは柔らかい材質でできており、締め付けられて変形することによって密閉性を高めます。一度使ったガスケットは再利用しても正しく機能しません。そのためオイル交換の度に新調しますが、オートバックスではオイル交換費用にこの交換費用も含まれています。
他のスタッフと交替してダブルチェックを実施

 

「ドレンボルトを規定トルクで締め付けたら、車を下ろして、新しいエンジンオイルを規定量だけ注入します。オイルレベルゲージでオイルの量を確認した後、エンジンを始動して、改めてオイルの量を確認します。最後にダブルチェックとして、別のスタッフがドレンボルトの締め付けなどを確認します」
オートバックスではエンジンオイルの量を重ねて確認するのに加え、ドレンボルトに緩みがないようダブルチェックも行います。すべて確認後、エンジンルーム内をもう一度確認し、ウエスなどの置き忘れなどがないかチェックします。
オイルを上から抜く場合

 

「エンジンオイルを上から抜く方法は『上抜き』と呼ばれます。この方法では、オイルの量を確認するオイルレベルゲージが入っているガイドと呼ばれる穴へ、専用の上抜きチェンジャーのホースを差し込んで、陰圧を利用してオイルを吸い取ります」
上抜きのメリットは、オイルのドレンボルトまわりが劣化していているようなお車でも、安全にオイル交換できることが挙げられます。また、ドレンボルト脱着にともなうリスクを回避できるのもメリットです。
上抜きが最適な車種も多く存在します

 

「上から抜いて、本当に全部のオイルが抜けているの?と不安になられる方もいらっしゃいます。エンジン内部の構造を調べると、実は上抜きの方がより多くのオイルが抜き取れる車がたくさんあります」
エンジン下部のオイル溜まりであるオイルパンは、内部に仕切り板を設けた構造になっているなど、入り組んだ形状になっているものもあります。上抜きでは、奥まで届くホースを利用することで、古いオイルをほぼ残すことなく吸引できます。上抜きが適しているのか、下抜きが適しているのか、オートバックスでは車種に合わせて最適な交換方法を実施しています。

オートバックスで交換するメリットは?

安心してお車を任せていただくことができます

 

「エンジンオイルはどこで換えても同じと考えられているかもしれません。オートバックスなら、小さなリスクも回避して、ミスやトラブルがないように万全の配慮をしています」
オートバックスはエンジンオイル交換においても確かな技術、ノウハウに加え、専用機材を揃えてお待ちしております。

幅広い車種のエンジンオイル交換が可能です

「メーカーや車種を限定していません。一部の輸入車を除いて対応できます。また、最近はオイル交換に際して、コンピュータをリセットしなければならない車もあります。オートバックスなら、そういった車種にも対応しています」
国産車も輸入車(一部を除く)もオートバックスは、あらゆるお車のエンジンに精通しています。オイルを交換した後にオイルのチェックランプが点灯しないよう、リセットを施すといったことも実施しています。

まとめ

迅速な作業とリーズナブルな価格設定

 

「エンジンオイル交換の作業時間は約15分からとなっています。また、交換工賃は1,100円(税込)〜からとなっていますが、メンテナンスオプションにご加入いただくとオイル交換・オイルフィルター交換の基本工賃が無料になります。
メンテナンスオプションの加入価格は、1台につき税込1,100円(※会員ランクによって優遇されます)。しかも加入期間中は何度でも無料なのに加え、オイルフィルター(オイルエレメント)交換の基本工賃も無料になるので大変お得です。

>メンテナンスオプションについてはこちら

オートバックスはオイル選びから交換方法までお客さまのお車に最適なプランを提案いたします。エンジンオイル交換のお悩み、相談、疑問があれば、店頭のスタッフにお声がけください。
オイル交換とはなにを指す?
オイル交換の『オイル』とは、一般的に自動車のエンジンオイルを指します。
種類は鉱物油・部分合成油・全合成油があります。
車種やエンジン特性、気候条件をはじめとする地理的な環境、使い方などによって、適合するエンジンオイル粘度が変わります。
安全で快適なカーライフのためには、最適なオイルを選ぶとともに、適切なタイミングで定期的に交換することが大切です。
オイル交換の頻度を多くするとどうなる?
エンジンオイル交換をやりすぎることによる問題は特にありません。
シビアコンディションと言われるエンジンに負担がかかるような状況が多い場合は、早めの交換がおすすめです。
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