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ポータブルナビ取り付けで気をつけたい失敗しないための5つのポイント(カーナビゲーション)
更新日時:2024-06-08
ポータブルナビ取り付けで気をつけたい失敗しないための5つのポイント
ポータブルナビ(PND)の魅力は手軽さにあります。簡単に取り付けられるイメージも手伝ってカーナビのエントリーモデルとも言える存在です。しかしながら、正しく取り付けないと安全面に問題が生じたり、運転の妨げになることもあります。
そこでこの記事では、ポータブルナビを取り付けるときに注意しなければならないポイントを5つにまとめました。これから取り付ける方はぜひ参考にしてみてください。
目次
ポイント1. 視界を妨げないように配置する
ポイント2. エアバッグの作動を妨げる場所に取り付けない
ポイント3. タッチパネルが操作しやすい場所に設置する
ポイント4. アクセサリーソケットの有無を確認する
ポイント5. 電源ケーブルが運転操作の邪魔にならないようにする
オートバックスではポータブルナビの取り付けも実施しています!
オートバックスでは、ポータブルナビの取り付けも実施しています。
店頭でご購入いただいたポータブルナビであれば
取り付け費用は3,000円〜
とリーズナブルです。また、電源をヒューズボックスへ接続することで見栄えをスッキリさせることも可能です。
取り付けが比較的容易と言われるポータブルナビですが、少しでも不安に感じたらオートバックスをご利用ください。取付位置や配線の処理など、最適なプランをご提案いたします。
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ポイント1. 視界を妨げないように配置する
市販されているポータブルナビの画面サイズは概ね7インチがスタンダードで、比較的コンパクトなものでも5インチあります。
画面が大きいほど地図表示が読み取りやすくなるのは言うまでもありませんが、その一方で、取り付ける場所によっては前方の視界を遮ることになってしまいます。
前方の視界確保は道路交通法によって定められていますので、ポータブルナビを取り付ける位置を決めるときはこれに適法となるよう注意を払う必要があります。
具体的にみてみましょう。国土交通省によって定められた道路運送車両法の保安基準第21条第1項では、
車の前方2mのところに立てた高さ1m、直径30cmの円柱が運転席から直接目視できる
ことが定められています。
しかも1ヶ所に立てるのではなく、車幅にプラスして運転席側に0.7m、助手席側に0.9mを加えた範囲のどこにあっても確認できなければなりません。ちなみに、この高さ1m、直径30cmは6歳児を想定したものとなっています。
このように実際に支柱を立てて検証するのも一案ではありますが、もっとも手軽に保安基準を守る方法は、
運転席から見てフロントウィンドウ越しの景色をポータブルナビが遮らないようにする
ことです。このようにすれば車の視界に変化はないので適法の取り付けとすることができます。
ポイント2. エアバッグの作動を妨げる場所に取り付けない
ポータブルナビの多くの製品は吸盤や両面テープを固定方法として採用しているため、ダッシュボードのパネル面に吸着もしくは粘着させることになります。
このとき細心の注意を払いたいのが固定する位置です。ダッシュボードの上面にはエアバッグが格納されているところがあり、エアバッグ作動時にはカバーが展開するようになっています。
このような場所にポータブルナビを取り付けてしまうと
エアバッグ作動の妨げ
になったり、エアバッグ展開時に
ポータブルナビが飛んで乗員を傷つける
ことにもなりかねません。エアバッグの作動を妨げる場所には絶対に取り付けないようにしましょう。
ポイント3. タッチパネルが操作しやすい場所に設置する
カーナビは車を停止した状態で操作するものですが、
ドライバーの手が届く範囲に設置
するのが原則です。理想を言えば、手を伸ばしたときにドライバーの肩が運転席シートのバックレストから離れない範囲にあるのがベストです。
操作の度にドライバーが上体を起こさなければならないのはストレスになります。また、操作しようとして体を起こしたときにシートベルトテンショナーが働いて体の動きを拘束することもあります。
車種によっては満足のいく位置に設置できないこともありますが、できるかぎり操作性を損なわないところに固定しましょう。
ポイント4. アクセサリーソケットの有無を確認する
多くのポータブルナビは電源プラグがシガーライタータイプになっており、アクセサリーソケットに差し込むだけで電力が供給される設計です。
アクセサリーソケットは国産、輸入車の多くに採用されているものの、
一部の車種ではオプション扱い
であったりするため、ポータブルナビを選ぶ前にアクセサリーソケットの有無を確認しておきましょう。
※アクセサリーソケットのない車にポータブルナビを取り付けるときは、市販のアクセサリーソケットを設置するか、アクセサリーソケットを利用せずにヒューズボックスから直接電源を取るようにします。
いずれであっても
配線には知識とノウハウが必要
です。間違って取り付けるとポータブルナビが正常に働かなかったりバッテリー上がりの原因にもなります。
ポイント5. 電源ケーブルが運転操作の邪魔にならないようにする
ポータブルナビからアクセサリーソケットまで伸びる配線が運転や操作に影響することがあります。配線が余ってぶら下がっていたり、エアコンやオーディオなどの操作を邪魔したりしないよう、しっかりと固定しましょう。
まとめ
スマホの地図アプリをカーナビ替わりに利用するドライバーが増えている一方、安定した自車位置表示が可能など、まだまだ車載専用設計のポータブルナビにもアドバンテージがあります。
そのアドバンテージも車へのインストールが万全であってこそ引き出せるものです。安易に取り付けることなく、お困りのこと、疑問点などがあれば、ぜひ最寄りのオートバックスへご相談ください。
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