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「現在お乗りの車はMT車ですか?AT車ですか?」 ギアポジションは「D」「P」「R」だけじゃない!オートマ徹底乗りこなし術
オートバックス・ドットコムのメールマガジンで「現在お乗りの車はMT車ですか? AT車ですか?」という読者アンケートを行いました。その結果、お答えいただいた8割の方が「MT/ATの免許でAT車に乗っている」とのこと。逆に「MT車に乗っている」という方は2割だけでした。
一昔前まではMT車が主流でしたが、時代が進むにつれて快適に運転できるオートマ(AT車)が普及していきました。ギアをDに入れるだけで発進するAT車。では、そもそもマニュアル(MT車)との違いは何なのでしょうか? 運転している方なら一度は自動車学校で習ったことですが、ぜひこの機会に思いだしてみてくださいね♪
オートマとマニュアルの違いって何だろう?
オートマとマニュアルの大きな違いは「操作性」です。オートマは変速ギアが自動で切り替わりますが、マニュアルはシフトレバーとクラッチペダルを操作し、手動で切り替えなければなりません。
オートマはギアレバーを動かすだけで発進(D)や待機(P)、バック(R)などの操作を簡単に行うことができます。ちなみに使用する頻度が比較的少ないニュートラル(N)、マニュアルのようにギアを固定できる1速(L)、2速(2)といったギアも用意されています。
それぞれのメリットとデメリット
オートマ | マニュアル | |
メリット |
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デメリット |
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燃費に関しては、一昔前まではオートマよりマニュアルの方が優れていると言われていました。しかしながら最近は技術の進歩により、燃費の差は殆ど無くなっています。
知っておくと便利! オートマのかしこい運転テクニック
下り坂ではギア「2(セカンド)」を使う
長い下り坂ではギアを「2(セカンド)」に入れ、エンジンブレーキを効かせるようにしましょう。Dに入れたままブレーキを踏み続けると「フェード現象」が起きて、ブレーキが急に効かなくなってしまうことがあり大変危険です。
キックダウンで加速する
上り坂では必然的に速度が落ちてしまうので、アクセルを強く踏みこんでキックダウン(シフトダウン)して速度を回復させましょう。スムーズに坂を登ることができます。
変速ショックが大きいようならメンテナンス時期です
オートマ車はATフルード(オートマチックトランスミッションフルード)と呼ばれるオイルを使用します。ATフルードが不足すると変速時のショックが大きくなる、バックに入りにくくなるといった不具合が発生するので、すぐに整備工場で見てもらうようにしましょう。
