vol.15
「皆さまが日頃“安全運転”で気を付けていることはありますか?」
もしもの事故を記録に残すメリット!効果的なドライブレコーダー活用術
オートバックス・ドットコムのメールマガジンで行った読者アンケート「皆さまが日頃“安全運転”で気を付けていることはありますか?」によると、もっとも多い回答が「車間距離」で、続いて「危険予測運転」、「スピード」、「早めのライト」といった結果になりました。
たしかに車間距離が狭いと、もしもというときに対処できませんし、日頃から意識して運転をすることは非常に大切ですね。
しかし、どれだけ安全運転を心がけていても、事故に巻き込まれてしまうことがあります。その場合には、事故処理の円滑化や物的証拠を確保するために、ドライブレコーダーなどのカー用品を備えておくことがオススメです。そこで今回は、「そもそもドライブレコーダーって何?」といった疑問にお答えします!
【いつも気にかけている安全運転は何ですか?(複数回答可】
意外と知らないドライブレコーダーの基礎知識
ドライブレコーダーには、一般的に以下の情報が記録されます。ただし、機種やモデルによって得られる情報には違いがありますので、購入時にはご確認ください。
◎時刻
◎位置情報(GPS)
◎前方映像
◎加速度
◎ブレーキやウインカーなどの操作
ドライブレコーダーを導入することのメリットとは?
◎事故当時の証拠を確保できる
100%相手に事故の責任があったとしても、それを証明ができなければ意味がありません。それが原因でトラブルに発展するケースもありますので、事故の瞬間を記録として残しておきましょう。それが証拠となり、自分に非がないことを主張できるのです。
◎当て逃げ対策ができる
当て逃げは泣き寝入りするケースがほとんどです。レコーダーで接触時の映像を記録しておくことで、逃げた車両のナンバーや車種などを記録することができます。
◎警察の誤認検挙を防げる
自分に非がないことを証明するため、ドライブレコーダーの情報を提示すれば誤認検挙を回避できることがあります。
押さえておきたいドライブレコーダーの選び方
ドライブレコーダーは製品によって記録方法や取り付け方、機能など、さまざまな違いがあります。そこで、購入時には目的に合った商品を選ぶことが大切です。
◎記録方法について
記録方法 | 説明 |
常時録画型 | 最近では主流になっている、常に録画をするタイプです。 |
衝撃感知型 | 強い衝撃を受けたときだけ録画するタイプです。 |
ハイブリット型 | 常時録画をしながら、衝撃を受けた際だけ別のファイルに保存するタイプです。 |
◎本体タイプ
タイプの種類 | 説明 |
一体型 | カメラと本体が一体となっているタイプ。フロントガラス上部やダッシュボードに設置するのが一般的です。 |
分離型 | カメラと本体が分かれているタイプ。カメラはフロントガラスやダッシュボード、本体は見えない場所に隠せるのでスマートに取り付けられます。 |
そのほかにカメラの画質や音声など、製品によって異なるポイントがあります。できるだけ明瞭な映像と音声を記録したい場合は、高性能なレコーダーを選ぶとよいでしょう。万が一事故に巻き込まれたときのためにも、ドライブレコーダーは備えておきたいものですね。
