バッテリー交換作業 バッテリー交換作業

ライズのバッテリー交換時期は?寿命はどれくらい?

ライズはどんなバッテリーに交換すればいいのか、費用はどれくらいかかるのか、自分で交換するにはどうしたら良いのか、といった点についてご案内します。

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ライズのバッテリーについて

ライズのバッテリーはエンジンや装備によって異なる

ライズ
ライズは搭載されているエンジンや装備の違いによって標準装備されているバッテリーが異なります。

また、エンジンなどの違いによってバッテリーに採用されている型式が異なるので注意しなければなりません。間違った規格のバッテリーを選ぶと取り付けることができません。

ライズに標準搭載されるバッテリーの種類

ライズに採用されているバッテリーは3種類あります。1.0Lと1.2Lガソリン車に共通のM-42と、電動パーキングブレーキ装備車のN-55、そしてハイブリッド車のLN0です。
バッテリー交換作業
1.0Lガソリン車と1.2Lガソリン車
標準装備のバッテリー:M-42

電動パーキングブレーキを装備した1.0Lガソリン車と1.2Lガソリン車
標準装備のバッテリー:N-55

ハイブリッド車
標準装備のバッテリー:LN0

ライズに適合するバッテリーの見分け方

自動車検査証(車検証)に記載されている「車両型式」欄で見分けられます。電動パーキングブレーキ装備の有無については車両型式で判別できませんが、お乗りのライズのパーキングブレーキが電動式か、もしくはレバー式なのかを確認します。

1.0Lガソリン車(M-42搭載)の車両型式
車両型式:5BA-A200A、5BA-A210A(4WD)、3BA-A210A

1.2Lガソリン車(M-42搭載)の車両型式
車両型式:5AA-A202A

1.2Lハイブリッド車(LN0)の車両型式
車両型式:5AA-A202A

ライズに搭載されるバッテリーの規格

ライズのバッテリーはいずれも電池工業会規格(SBA)によって定められた型式になっていますが、アイドリングストップ車(ガソリン車)用、ハイブリッド車用とでは表記が異なっています。

また、ライズのバッテリー端子の位置はいずれも「L」となっていますが、Lの表記は省略されています。

アイドリングストップ車用M−42
M:外径寸法の区分を表し一般的なJIS規格のバッテリーのB20に相当します。B20とは、幅が129(127)mm、箱の高さが203mm、長さが約20cmです。
42:性能ランクを表し、数値が大きくなるほど高性能です。

アイドリングストップ車用N-55
N:外径寸法の区分を表し一般的なバッテリーではB24に相当します。B24とは、幅が129(127)mm、箱の高さが203mm、長さが約24cmです。
55:性能ランクを表し数値が大きくなるほど高性能です。

ハイブリッド車用LN0
欧州車のEN(European Norm)規格を発端としたものでこれに日本での使用環境を加味したSBA規格も同じ表記となっています。
LN0:長さ175mm、幅175mm、高さ190mmを表します。

ライズのバッテリー交換の時期について

ライズのバッテリー交換時期

ライズのバッテリーは、約2~3年で定期的に点検・交換することをおすすめします。定期的に交換することでトラブルを未然に防ぐことができます。

ただしシビアコンディションなど過酷な状況での使用ではバッテリーの寿命が短くなる傾向がありますので、一般的な寿命の期間内であっても定期的な点検をおすすめします。
ライズのバッテリーを点検・交換すべき症状
ライズのバッテリーが交換時期を迎えていなくても、次のような症状が表れたらバッテリーを点検し必要に応じて充電や交換をしなければなりません。

・エンジンスターターに勢いがない
・ハイブリッドシステムが起動しない
・信号待ちなどでヘッドライトが暗くなる
・パワーウィンドウの動きが遅い
・クラクションの音が弱々しい
・ハンドルロックが作動しない(バッテリーが上がっていると動作しません)
・電動パーキングブレーキが作動・解除できない
・キーフリーシステムによる施錠と解錠に時間がかかる※
※バッテリーもしくはキーフリーシステムの電池が消耗して節電機能が働いている可能性があります
・Stop&Startキャンセル表示灯が点滅、および「アイドリングストップ故障」の警告メッセージが表示された
・TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイに「BSM機能低下・現在使用できません」と表示された
・ディスプレイに「充電システム故障」と表示された
・ディスプレイに「アイドリングストップ故障」と表示された
・ディスプレイに「ハイブリッドシステム故障」と表示された

ライズのバッテリー交換にかかる費用

バッテリー交換費用は、バッテリーの購入費用に交換工賃を加えたものになります。

ライズのバッテリー価格の相場・目安
M-42:税込11,880円~
N-55:税込29,480円~
LN0:税込29,080円~
ライズのバッテリー交換工賃の目安
ライズのバッテリー交換基本工賃:税込2,200円~(ガソリン車の場合)
※ハイブリッド車の補機バッテリー交換は一般の車よりも作業工程が多いため、基本工賃に加えて追加工賃が発生する場合があります。

ライズのバッテリー交換方法

ライズのバッテリーはDIYで交換することも可能です。

ライズのバッテリー交換に必要なもの

ガソリン車のバッテリー交換
バッテリーはエンジンルームに配置されています。バッテリーはバッテリートレイにバッテリーステーで固定されています。
ハイブリッド車の補機バッテリー交換
ハイブリッド車の補機バッテリーはラゲージルームの下にあります。補機バッテリー交換後は、交換した補機バッテリーの排気穴に排気ホースと排気穴栓を確実に取り付けます。正しく取り付けないと可燃性ガスが車内に侵入したり引火して爆発する恐れがあります。

バッテリー交換を自分でおこなう際の注意点

ケーブルをつなぐ手順を守る
バッテリーを取り外す時は必ずマイナス(-)端子を先に外します。プラス(+)端子を先に外してプラス端子が周辺の金属部分に触れると、火花が発生して火災につながる恐れがあります。
電解液に触れないようにする
バッテリーには有毒で腐食性のある酸性の電解液が入っています。バッテリーを取り扱うときは保護メガネを着用し、バッテリー液が体や衣服、車に付着しないようにしましょう。

また、必要以上に顔や頭などをバッテリーに近付けないように注意しましょう。

ライズのバッテリー上がりの対処方法

万一バッテリーが上がってしまったらブースターケーブルを用意し救護車(12Vバッテリー搭載)の助けを借りることでエンジンを始動させることができます。ブースターケーブルを接続したり取りはずすときは冷却ファンやベルトに巻き込まれないように十分に注意しましょう。
バッテリー上がり

ガソリン車の場合

■Step1:バッテリーのプラス(+)端子のカバーを開ける
ボンネット解除レバーを引いてボンネットを開けて、バッテリーのプラス端子を覆っているカバーを、カバーの爪を押すようにして開けます。

■Step2:ブースターケーブルをつなぐ
まず、赤いブースターケーブルをライズのプラス(+)端子につなぎ、反対側を救援車のバッテリーのプラス端子につなぎます。次に、黒いブースターケーブルを救援車のバッテリーのマイナス(-)端子につなぎ、反対側をエンジンルーム内の未塗装の金属部につなぎます。

■Step3:バッテリーを充電する
救援車のエンジンを掛け回転を少し高めにして約5分間ライズのバッテリーを充電します。

■Step4:いずれかのドアを開閉
スマートエントリー&スタートシステム装着車については、エンジンスイッチがOFFの状態でいずれかのドアを開閉します。

■Step5:エンジンを始動する
救援車のエンジン回転を維持したままライズのエンジンスイッチを一旦ONにしてからエンジンを始動します。

■Step6:ブースターケーブルをはずす
ライズのエンジンが始動したら、ブースターケーブルをつないだときと逆の順ではずします。
ハイブリッド車の場合
ハイブリッド車は以下の手順でハイブリッドシステムの起動が可能です。ただし、ハイブリッド車の救援用端子は他の車から応急的に救護を受けるためのものであり、この端子を使って他の車を救護することはできません。

■Step1:電子キーを携帯する
電子キーを携帯していることを確認しましょう。ブースターケーブル接続時に、オートアラームが作動して自動的にドアが施錠されることがあります。

■Step2:ヒューズボックスのカバーを開ける
エンジンルーム右側のヒューズボックスのカバーを開け、ヒューズボックス内にある救護車用端子のカバーを開けます。

■Step3:ブースターケーブルをつなぐ
赤いブースターケーブルをライズの救援用端子につなぎ、反対側を救援車のバッテリーのプラス(+)端子につなぎます。次に黒いブースターケーブルを救援車のバッテリーのマイナス(-)端子につなぎ、反対側をエンジンルーム内の未塗装の金属部につなぎます。

■Step4:バッテリーを充電する
救援車のエンジンを掛け回転を少し高めにして約5分間ライズのバッテリーを充電します。

■Step5:いずれかのドアを開閉
スマートエントリー&スタートシステム装着車についてはパワースイッチがOFFの状態でいずれかのドアを開閉します。

■Step6:エンジンを始動する
救援車のエンジン回転を維持したまま、ライズのパワースイッチを一旦ONにしてからハイブリッドシステムを始動します。

■Step7:ブースターケーブルを外す
ライズのハイブリッドシステムが始動したら、ブースターケーブルをつないだときと逆の順で外します。

ライズにおすすめのバッテリー

アイドリングストップ車に最適なバッテリー

オートバックスのプライベートであるGAIAシリーズならアイドリングストップ車に対応するGOLDが選べます。メンテナンスフリータイプであり18ヶ月または30,000kmの製品保証があるので安心です。週末のみに車の使用が多い方、走行距離が少ない方、寒冷地にお住まいの方にもおすすめです。

>GAIA GOLD BATTERY M42/60B20L

ハイブリッド車に最適なバッテリー

基本性能を高めたカルシウム配合極板を採用することで優れた減液特性を実現した高性能バッテリーです。また、充電状態を3色で知らせるインジケーターを装備しているのでバッテリーの状態が一目で分かります。メンテナンスフリータイプで2年または40,000kmの製品保証となっています。

>欧州EN規格バッテリー EN4F/LN0

ライズのバッテリー交換はオートバックスがおすすめ

ライズのバッテリーを交換するなら、オートバックスがおすすめです。

バッテリーの無料点検が受けられる

バッテリー交換作業
バッテリーが劣化すると車にはさまざまな不具合が発生します。ライズの調子がどうもおかしいと感じたら一度バッテリーの点検を受けてみてはいかがでしょうか。オートバックスはバッテリーの無料点検を実施しています。お気軽にご利用ください。

バッテリーのバックアップも万全

メモリーバックアップを怠ると各種機能や電装品の初期設定が必要になることもあります。オートバックスなら、メモリーのバックアップも万全ですので安心して交換作業をお任せいただけます。

プライベートブランドなど選択肢が豊富

接客シーン
オートバックスはさまざまな車種に適合するバッテリーを豊富に取り揃えています。お得なプライベートブランドも用意しておりお客様のご利用環境に合わせて最適なバッテリーをご提案いたします。

公式アプリでバッテリーを交換した日付を記録できる

アプリ
オートバックスの公式アプリを使うとオートバックスのピットで作業したメンテナンス内容が自動的に記録されます。いつ交換したかが分かるため次回メンテナンスの際に役立ちます。

>オートバックスの公式アプリを詳しく見る

まとめ

ライズのバッテリー交換で適合に迷ったりご自身での作業に不安を感じたらお気軽にお近くのオートバックスまでご相談ください。オートバックスでは無料でライズのバッテリー点検も実施しています。スタッフ一同、ご来店をお待ちしております。

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