ワゴンRのバッテリー交換時期は?費用、寿命はどれくらい?
バッテリーは消耗品です。定期的に交換しなければなりません。ワゴンRのバッテリーの選び方、交換時期、費用、自分で交換する際の注意点などについて解説します。また、おすすめのバッテリーについてもご紹介します。
ワゴンRのバッテリーについて
世代別ワゴンRのバッテリー適合について
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ワゴンRは現行モデルで6代目を数え(2022年11月現在)、各世代によって標準搭載されているバッテリーが異なります。ここでは2003年に登場した3代目ワゴンRから6代目まで、新車時に搭載されていたバッテリーの型式をご紹介します。
ワゴンRの型式や年式は車検証を見るとわかります。
- 型式指定番号や類別区分番号で調べる
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型式や年式が同じでも、装備や仕様の違いによって新車時に搭載されているバッテリーが異なることもあります。そのような心配がある場合、車検証の型式指定番号や類別区分番号から調べることもできます。
3代目ワゴンR(型式:MH21S/MH 22S)2003年~2008年
- 4代目ワゴンR(型式:MH23S)2008年~2012年
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標準バッテリー:38B20L
アイドリングストップ車バッテリー:M-42
- 5代目ワゴンR(型式:MH34S/MH44S)2012年~2017年
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標準バッテリー:38B19R
アイドリングストップ車バッテリー:M-42R、K-42R
ハイブリッド車バッテリー:K-42R
- 6代目ワゴンR(型式:MH35S/MH55S/MH85S/MH95S)2017年~
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標準バッテリー:38B19R
ハイブリッド車バッテリー:K-42R
- ワゴンRのバッテリーの型式の読み方と選び方
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バッテリーを選ぶときは、容量(性能)とサイズ、そして端子の位置が適合するものを選びます。これらはバッテリーの型式で分かりますが、バッテリーの型式表記には2つの規格があります。
標準車のバッテリー表記と選び方
1つはガソリンエンジン車に搭載される「38B19R」などです。「38」は性能ランクで、数値が大きいほど高性能で容量が大きくなります。「B」はバッテリー寸法の短辺を表し、「19」はバッテリー寸法の長辺と高さを表しています。最後の「R」は端子の位置を示し、LとRがあります。LとRの記号がない場合は縦並びという意味になります。
ワゴンRのバッテリーを選ぶときは、もともと備わっているバッテリー以上の性能ランクで原則として同じサイズ、同じ端子の位置のものを選びます。具体的には、「38B19R」が標準バッテリーであるなら、より高性能な「60B19R」へは交換できますが、サイズの異なる「80B24R」や端子の向きが異なる「40B19L」へは交換できません。一方でB20からB19への変更は問題ありません。
アイドリングストップ・ハイブリッド車用のバッテリー表記と選び方
もう1つは、アイドリングストップ車やハイブリッド車に搭載される「K-42R」などです。「K」はバッテリーの寸法を表し、「42」は性能ランクを表します。最後の「R」は端子の向きです。表記がない場合はLタイプとなります。
ワゴンRのバッテリー交換の時期について
ワゴンRのバッテリーは消耗品ですので定期的に交換しなければならないのに加え、バッテリーが弱っている兆候が見られた場合も早めの交換をおすすめします。
- ワゴンRのバッテリー交換時期
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バッテリーの寿命は一般的に2年~3年と言われています。ワゴンRの場合も2年~3年を目安に定期点検、定期交換することをおすすめします。
- アイドリングストップ車のバッテリー交換時期
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アイドリングストップ車のバッテリーは約2年での交換をおすすめします。エンジンの始動と停止を繰り返すアイドリングストップ車はバッテリーの負担が大きく、劣化が進みやすい傾向にあります。
- バッテリーを早めに交換すべき兆候
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シビアコンディションと呼ばれる過酷な使用状況ではバッテリーの寿命が短くなることがあります。次のような症状が見られたら交換時期に関わらず速やかにバッテリーを点検しましょう。
アイドリングストップシステムOFF表示灯が点灯した
アイドリングストップシステムOFF表示灯が点灯するとバッテリーに異常があるか、アイドリングストップシステムそのものに異常があるか、またはスターターに異常があるといったことが考えられます。速やかに点検を受けましょう。
- セーフティサポートが正しく作動しない
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衝突被害軽減ブレーキなど運転サポートシステムが正常に働かない場合です。例えば、レーザーレーダーや単眼カメラなどが一時停止する原因にはシステム異常のほかにバッテリーの電圧が異常なこともあります。
- エンジンがかかりにくい、ヘッドライトが暗い等
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エンジンがかかりにくい、ヘッドライトが暗い、ホーンの音が小さい、パワースライドドアの開閉が遅いといった症状が現れた時も要注意です。
ワゴンRのバッテリー交換にかかる費用
ワゴンRのバッテリー交換にかかる費用相場
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ワゴンRのバッテリーを交換するための費用はバッテリーの本体代金、交換のための工賃を合算したものになります。
- ワゴンRのバッテリーの価格相場
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M42/60B20L:税込11,880円~
K42R/60B19R:税込11,880円~
40B19R:税込7,980円~
- ワゴンRのバッテリーの交換工賃の目安
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税込2,200円~
もしもワゴンRのバッテリーが上がってしまったら?
ワゴンRのバッテリーが上がってしまいエンジンがかからなくなったら、次のような対処方法があります。
バッテリーを充電する
ご自宅の駐車場など、お出かけ前にバッテリーが上がってしまった場合、バッテリーを取り外して充電することで回復することがあります。ただし一度上がってしまったバッテリーは劣化が進んでいることが一般的ですので、充電できたからと安心せずに早めに交換するとトラブル防止に有効です。
- ブースターケーブルを使って始動する
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お出かけ先でバッテリーが上がってしまった場合、ブースターケーブルとレスキュー車(12Vバッテリーを搭載)があればエンジンを再始動することができる可能性があります。ワゴンRの再始動は次の通りです。
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■Step1:ボンネットを開ける
ワゴンRのボンネットを開けて向かって右側のバッテリーを確認します。
■Step2:次の順番で1本目のブースターケーブルを繋ぐ
バッテリーの上がったワゴンRのプラス端子→レスキュー車のプラス端子。
■Step3:次の順番に2本目のブースターケーブルを繋ぐ
バッテリーが正常なレスキュー車のマイナス端子→バッテリーの上がったワゴンRのエンジンマウントのボルト。
■Step4:レスキュー車のエンジンを始動する
レスキュー車のエンジンを始動して、エンジンの回転を少し高めに保ちます。
■Step5:バッテリーの上がったワゴンRのエンジンを始動する
バッテリーの上がったワゴンRのエンジンを始動します。エンジンがかかったら取り付けた時とは逆の順番でブースターケーブルを外します。
- ロードサービスなどを呼んで交換を依頼する
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お出かけ先でブースターケーブルの用意がなかったりレスキュー車も見当たらないときは、ジャンプスターターを使用してジャンピングスタートをさせるか、ロードサービスに救護を依頼しましょう。
ワゴンRに不調を感じたら、バッテリーが上がってしまう前に点検したり交換するのがおすすめです。
ワゴンRのおすすめバッテリー
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オートバックスではワゴンRに最適なバッテリーを豊富に取り揃えています。
GAIA GOLD BATTERY K42R/60B19R
プライベートブランドをラインナップしているオートバックスなら、ワゴンRのバッテリーもお得に交換できます。GAIA(ガイア)シリーズのGOLDならアイドリングストップ車にも対応。土日など休日しかワゴンRを運転しない方、走行距離が少ない方にもおすすめです。
>GAIA GOLD BATTERY K42R/60B19R
Panasonic caos アイドリングストップ車用 N-M65R/Q4
アイドリングストップ車に最適な大容量のバッテリーです。容量が大きいので駐車監視機能付きのドライブレコーダーを装着したワゴンRでも安心です。また新開発のVチャージなどにより、アイドリングストップ車専用品として電力を消費した状態から素早くしっかりと充電を回復します。
>Panasonic caos アイドリングストップ車用 N-M65R/Q4
ワゴンRのバッテリー交換はオートバックスがおすすめ
ワゴンRのバッテリーを交換するならオートバックスがおすすめです。
バッテリーの無料点検が受けられる
お乗りのワゴンRの調子がおかしいと感じたら、一度バッテリーの点検を受けてみてはいかがでしょうか。弱まったバッテリーが不具合の原因になっていることも珍しくありません。オートバックスはバッテリーの無料点検を実施しています。お気軽にレジにてお申し付けください。
バッテリーのバックアップも万全
アイドリングストップを備えたワゴンRですが、バッテリー交換後にシステムを正常に動かすためのリセットは必要ないものの、メモリーバックアップを怠ると各種機能の初期設定が必要になることもあります。オートバックスならメモリーのバックアップも万全です。
- プライベートブランドなど選択肢が豊富
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オートバックスはワゴンRに適合するバッテリーを豊富に取り揃えています。またお得なプライベートブランドも用意しており、お客様のワゴンRのご利用環境に合わせて最適なバッテリーをお選びいただけます。
- バッテリーを廃棄する手間がない
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自分でバッテリーを交換するのと違いオートバックスならバッテリーを廃棄する面倒がありません。また、バッテリーは重量物です。交換時にうっかり怪我をしたり車を傷つけたりといったことも避けられます。
- 交換した商品や日付けを記録できる
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オートバックスの公式アプリを使うとオートバックスのピットで作業したメンテナンス内容が自動的に記録されます。いつ交換したかが分かることに加え、次回メンテナンス時期にはアラートでお知らせもしてくれます。「次回メンテナンスのタイミングを見逃すことがなく大変便利」と好評をいただいております。
まとめ
ワゴンRの快適かつ安全なドライブを楽しむには定期的なバッテリー交換が欠かせません。オートバックスならバッテリーの無料点検に加え、お乗りのワゴンRに最適なバッテリー選びはもちろん、安心・確実な交換までお任せいただけます。安全で快適なワゴンRライフのために、バッテリーはトラブルが起きてしまう前に予防として交換する意識を持つことや、2年以上ご利用の場合はお気軽に無料点検からご利用いただくことをおすすめします。
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- ピット作業できる車種は?
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国産車はもちろん、輸入車も作業可能です。
一部特殊なお車は作業できない場合もございますので
ご心配な場合は最寄りの店舗にお問い合わせください。
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