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アクアのエンジンオイル交換徹底ガイド
交換のタイミングから工賃、費用まで解説

ハイブリッドエンジンを積むコンパクトカーの草分け的存在として人気のアクアは、2011年に初代が登場してから世界中に向けて累計約187万台(※1)出荷されたベストセラーの車です。街中でも小回りが利くサイズですので、普段使いからロングドライブまで幅広いシチュエーションで活躍してくれます。 だからこそ、できるだけ長く、大切に乗り続けたいオーナーが多いのではないでしょうか。アクアのグッドコンディションを維持し、快適なドライブの鍵を握るのは定期的なエンジンオイル交換です。 アクアにとっていかにエンジンオイル交換が重要なのか、いつどのようなタイミングで交換すべきなのか、選び方と交換費用を含めて解説します。 ※2011年~2021年5月末までのグローバル販売実績

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アクアのエンジンオイル交換が重要な理由

まずはじめに、アクアにとってエンジンオイル交換が大切である理由をご紹介します。

アクアの画像

実は「シビアコンディション」で走っている

ご存じのように、アクアはハイブリッドエンジンです。ハイブリッドエンジンは、走行条件に応じてエンジンを停止しモーターの出力だけで走行できるようになっています。つまり、走行中はエンジンの停止と始動を頻繁に繰り返していることになります。

車の使用状況を示す言葉に「シビアコンディション」というものがあります。一般的に想定されるよりも車が過酷な条件下で使われていることを表すものです。例えば、渋滞路ばかり走っている、短時間のちょい乗りを繰り返している、主に山間部などの坂道を走っている、といったものが挙げられます。シビアコンディションで走行する機会の多い車は、定期的なメンテナンスのサイクルを短くする必要があります。 特に、定期メンテナンスの重要項目の筆頭とも言えるべきものがエンジンオイル交換で、アクアのコンディションを維持するのに欠かせないメンテナンスになります。 エンジンオイルは重要な役割を担っています。

アクアのエンジンオイル交換のタイミング

アクアのエンジンオイル交換は5,000km、半年毎が基本
アクアのエンジンオイル交換は、走行距離5,000kmごと、もしくは6ヶ月に一度、いずれか早く訪れたタイミングで実施することをおすすめします。
オイルフィルターの交換目安はオイル交換2回に1回または1年に1回
オイルフィルターは、オイル交換2回に1回または1年に1回したいところです。オイルフィルターはエンジンオイルがエンジン内部を循環して取り込んだ汚れを濾過する役割があります。そのため、オイルフィルターを交換しないでそのままにすると、フィルターが目詰まりしてオイルの汚れを濾過する働きを失います。エンジンオイルはエンジン内部を循環することになりますので、エンジン各部にスラッジと呼ばれる汚れが蓄積します。スラッジの堆積はアクアのエンジン不調を招きます。

アクアに搭載されているエンジンの種類

オイル交換作業
歴代のアクアには大きく分けて2011年12月に登場した「初代」と2021年7月にフルモデルチェンジした「2代目」の2つモデルがあります。 「初代」「2代目」では搭載されているエンジンが異なります。 エンジン型式は自動車検査証(車検証)で判別できます。「原動機の型式」項目に記載されています。

> 車検証の見方はこちら

「初代」アクアのエンジン
初代アクアのハイブリッドシステムに組み込まれるガソリンエンジンは、2代目プリウスに搭載されて定評を得た「1NZ-FXE型」です。
「2代目」アクアのエンジン
2代目アクアのハイブリッドシステムは「M15A-FXE型」ガソリンエンジンを採用しています。

アクアの指定エンジンオイルと交換に必要な量

アクアの排気量は「初代」「2代目」ともに1.5Lですが、搭載されているエンジンはそれぞれ異なるため指定のエンジンオイルと交換に必要となるオイル量も異なります。

初代アクア(1NZ-FXE型)の指定エンジンオイル粘度と必要量
エンジンオイル必要量:3.4L(オイルフィルター交換時は3.7L)
2代目アクア(M15A-FXE型)の指定エンジンオイルと必要量
指定エンジンオイル:0W-8
推奨エンジンオイル:0W-16/0W-20/0W-25
エンジンオイル必要量:3.3L(オイルフィルター交換時は3.6L)

アクアにおすすめのエンジンオイルと交換費用の目安

アクアのエンジンオイルに求められる要件
アクアのエンジンオイルは定期的に交換するのはもちろん、高品質なエンジンオイルを利用することをおすすめします。その理由は、アクアのエンジンオイルには次のような要件が求められるからです。
始動がスムーズでオイルの抵抗が少ない
アクアのエンジンオイルに求められる性能のひとつは、柔らかさです。エンジンオイルが硬いと回転の抵抗になり、その抵抗によって燃費が伸びなくなってしまいます。また、走行中も始動と停止を繰り返すのでスムーズに再始動できることが必須となります。
油膜が切れにくいこと
エンジンオイルが柔らかい、つまり低い粘度にはメリットがある一方で、油膜が切れやすいといったデメリットがあります。油膜が切れると燃焼室の密閉性が損なわれるだけでなくエンジンの金属部品が摩耗するため、アクアのエンジンオイルには超低粘度でありながらも油膜を保持するという相反する条件が求められます。
アクアにおすすめのエンジンオイルと価格の目安
アクアには相反しがちな性能を両立するエンジンオイルが必要です。そのため、0W-8や0W-20といった低粘度ながら油膜保持性の高い合成油のエンジンオイルがおすすめです。そして高品質なエンジンオイルはどうしても価格帯が高くなる傾向にあります。定期的にエンジンオイルを交換したいドライバーにとっては痛い出費になってしまいます。そんなときはオートバックスのプライベートブランドである、超低燃費にして合成油のVantage SPIRITシリーズがおすすめです。
エンジンオイル ヴァンテージスピリット

Vantage SPIRITシリーズ

BPカストロール社との共同開発によって実現した高性能エンジンオイルです。0W-16や0W-20といった粘度をラインナップするほか、省燃費性能がアップしています。
0W-16/SP規格/4L缶の価格 税込5,980円~

お得にアクアのエンジンオイルを交換する方法

オートバックスでアクアのエンジンオイルをスマートに交換するには

オートバックス会員メンテナンスオプションで交換すればするほどお得

定期的にオイル交換をしつつ価格を抑えるには、オートバックスのメンテナンスオプションへのご加入がおすすめです。メンテナンスオプションにご加入いただくとオイル交換・オイルフィルターの基本工賃が無料になります。
メンテナンスオプションの加入価格は、1台につき税込1,100円(※会員ランクによって優遇されます)。しかも加入期間中は何度でも無料なのに加え、オイルフィルター(オイルエレメント)交換の基本工賃も無料になるので大変お得です。

>オートバックス会員制度についてはこちら

オートバックスアプリ画面

公式アプリを使えば交換忘れを防げる

オートバックスの公式アプリに加わった新機能「車のカルテ」を利用すれば、アクアのメンテナンスが一元管理できるようになります。しかもオートバックスで実施したピット作業が自動的に記録され、次回のエンジンオイル交換のタイミングも通知。ついうっかり交換し忘れていた……といったことが避けられます。
オイル交換を予約できるから時短になる

まとめ

接客シーン
ハイブリッドエンジンを搭載するアクアは走行中もエンジンを頻繁に停止と再始動を繰り返すので、エンジンオイルの負担は大きくなりがちで、定期的なエンジンオイル交換が欠かせません。加えて、アクアの低燃費を支えるために超低粘度オイルが推奨されているので、高品質なエンジンオイルが求められます。つまりアクアのコンディションを維持するには、合成油相当の高性能エンジンオイルを利用しなければなりません。オートバックスであればアクアにぴったりのプライベートブランドのエンジンオイルで経済的に交換が可能です。しかもあらかじめ交換作業を予約できるので、アクアをスマートにメンテナンスすることができます。

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オイル交換とはなにを指す?
オイル交換の『オイル』とは、一般的に自動車のエンジンオイルを指します。
種類は鉱物油・部分合成油・全合成油があります。
車種やエンジン特性、気候条件をはじめとする地理的な環境、使い方などによって、適合するエンジンオイル粘度が変わります。
安全で快適なカーライフのためには、最適なオイルを選ぶとともに、適切なタイミングで定期的に交換することが大切です。
オイル交換の頻度を多くするとどうなる?
エンジンオイル交換をやりすぎることによる問題は特にありません。
シビアコンディションと言われるエンジンに負担がかかるような状況が多い場合は、早めの交換がおすすめです。
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