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カーオーディオの音質を向上・改善する方法5選

音楽を聴きながらのドライブは気分が良いものです。お気に入りの曲であれば、いつもよりボリュームを上げてしまうこともあるのではないでしょうか。そんなときに、「もっとボーカルを浮き上がらせたい」「もっと低音を効かせたい」とついつい欲がでてきてしまうことも。今回はカーオーディオで音楽を楽しんでいる方に向けて、音楽をより臨場感たっぷりに聴くために音質を向上・改善する方法をご紹介します。

タイムアライメント・イコライザーの調節をする

カーオーディオをタッチする仕草
もっとも手軽にカーオーディオの音質を向上・改善する方法の1つは、カーオーディオなどのタイムアライメントやイコライザーを調節することです。
タイムアライメントとは
タイムアライメントとスピーカーと音楽を聴く位置までの距離を調節することです。例えば、運転席で音楽を聴く場合は運転席側のスピーカーと助手席、後部座席のスピーカーとの距離は均一ではありません。タイムアライメント機能を調節すれば距離に合わせて各スピーカーの音が同時に耳に届くように最適化することができます。
イコライザーとは
イコライザーとは音声信号の周波数特性を変更する音楽機器のことです。車種によって室内の広さやシートの配置が異なりますので、室内空間に合わせて高音や中低音を調節することで音響効果を最適化させることができます。
デジタルシグナルプロセッサーを後付け
ナビやスピーカーをそのままにイコライザー調節したい、音楽を楽しみたい場合はDSP(デジタルシグナルプロセッサー)という商品があります。

スピーカーを交換・追加する

カーステレオ整備シーン
イコライザーの調節で物足りなさを感じたらおすすめしたいのがスピーカーの交換や追加です。
トレードインスピーカーに交換する
もっとも費用対効果の高いと言われているのがトレードインスピーカーに交換することです。トレードインスピーカーとは純正スピーカーと入れ替えるタイプのものです。

なかには加工が必要になる車種もありますが、多くの場合無加工で取り付けられるのがメリットです。しかも純正スピーカーに比べてマグネットやコイルのサイズが大きく振動板やフレームにもより高品質な材質が採用されているため、付け替えるだけで音質向上が図れます。
コアキシャルタイプとセパレートタイプ
トレードインスピーカーにはコアキシャルタイプとセパレートタイプがあります。高音用スピーカー(ツィーター)と中低音を受け持つスピーカーが一体となったコアキシャルタイプに対して、セパレートタイプはツィーターと中低音スピーカーが別体になっています。よりお手軽なのはコアキシャルタイプですが、ピラーやダッシュボードにツィーターを設置するセパレートタイプではより臨場感のあるサウンドが楽しめます。ただしツィーターの増設には室内のトリムなどに加工が必要になることもあります。

ヘッドユニットを交換する

カーオーディオ取り付けシーン
カーオーディオのヘッドユニットを交換したり、オーディオ性能を重視したカーナビに買い替えるのもおすすめです。音質にこだわって買い替えるときに注目したいのは、イコライザー機能が充実していることとハイレゾ音源に対応していることです。
充実したイコライザー機能にこだわる
一口に高音質と言っても解像度や幅広い帯域、忠実な原音の再生などさまざまな指標がありますので、一概にこれが高音質とは決められません。大切なのはご自身の好みの音であることです。周波数ごとに強弱を整えられるイコライザー機能が充実していれば自分好みの音質に設定しやすくなります。
ハイレゾ音源対応にこだわる
原音の再生にこだわりたいならハイレゾ対応のカーオーディオを選びましょう。現在のオーディオはデジタル音源が主流です。楽曲がデジタル信号に置き換えられるときにMP3などでは原音のディテールが失われて記録されてしまいます。

それに対してハイレゾ音源は信号の情報量が多く、より原音に忠実な再生が可能となります。情報量としてはCDの約6.5倍ですのでCDを超える高音質を期待できます。ただし聞きたい楽曲がハイレゾ音源ではないと効果が発揮されないので注意が必要です。

デッドニングを行う

カースピーカー整備シーン

スピーカー本来の性能を引き出す

デッドニングとはスピーカー本来の性能を引き出すための加工やその作業のことを言います。デッドニングの目的は主に2つあります。1つは防振材や吸音材を使ってドアのパネルやフレームが共振するのを防ぐことにあります。共振とは例えばボリュームを上げたときにドアからのビビリ音などです。この共振を防ぐためにデッドニングをおこないます。

もう1つはスピーカーにとって理想的な環境を作ることにあります。本来スピーカーはエンクロージャーといってボックスに格納されています。カーオーディオではドアの内部空間をこのエンクロージャーに見立てているわけですが、サービスホールという穴が開いてるなど形状が複雑になっています。デッドニングでは余計な空間を埋めたり、鉄板の振動を抑えたりすることで理想的な環境でスピーカーが鳴るようにします。

ただし効果的なデッドニングには専門的な知識が必要になります。闇雲に防振材などを貼り付けただけでは効果が得られないこともあります。

外部アンプを使う

外部アンプでスピーカーをパワフルに駆動する
アンプとは楽曲のデジタル信号を増幅してスピーカーを駆動するための電流を出力するものです。ほとんどのカーオーディオはアンプを内蔵しており、これを内蔵アンプと言います。一般的に内蔵アンプは出力値が限られているのに対して外部アンプは出力値が大きく、高音質化のための選択肢が増えるといったメリットがあります。

ただし、アンプだけではなくケーブルが必要になったりバッテリーの電力を消費しやすくなったりといったデメリットがあります。既存のカーオーディオに外部アンプ単体を加えるというよりも、カーオーディオ全体を見直したときに更に高音質を図るための有効な手段と言えます。

車のコンディションを整える

音質を向上・改善させるためにカーオーディオやその周辺に手を加えるのは効果的です。それと同時に、車の室内を視聴空間として捉え環境そのものを改善するといったアイデアも有効です。

接客シーン

静粛性の高いタイヤに換えてノイズを抑える

車内に侵入してくるノイズの1つはタイヤから発生するノイズです。タイヤのノイズには大きく分けて2つあり、タイヤと路面が接地することによって発生するロードノイズとトレッドパターンの溝の中に挟まった空気から発生するパターンノイズです。これらのノイズがタイヤハウスを通して車内に届き、視聴環境を悪化させる原因になります。

まとめ

オートバックスならカーオーディオのアップグレードが可能です。お好みの音楽ジャンルや、ご予算に合わせてより音楽をお楽しみいただけるカーライフをご提案いたします。ぜひ、お気軽にご相談ください。

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