車を売る時期はいつがおすすめ？売却の目安となるタイミングも解説

車の売り時は3月初旬と8月〜9月上旬

車が最も多く取引される時期は、1～3月頃です。とくに3月は買取業者の決算期にあたり、買取相場が活気付く傾向があります。

次に車が多く取引される時期は、9月頃といえるでしょう。買取業者の中間決算期にあたるからです。

車を売る目安となるタイミング

車を少しでも高く売るには、さまざまなタイミングがあります。ここでは、車を売る目安となるタイミングについてご紹介しましょう。

車検（継続検査）前

車検（継続検査）は、公道を走る車が保安基準に適合しているかどうかを定期的に検査・確認する仕組みです。車検の有効期限の数ヶ月前も、車を売るタイミングに挙げられます。

車検を受けるには、数万～数十万円といった一定の費用がかかります。「車検費用を負担して、有効期間を長くしたほうが高く買い取ってもらえるのでは」と思われがちですが、実際のところ、車検費用分をカバーするほど買取価格が高くなることは少ないので注意してください。

年式が10年落ちあるいは13年落ちになる前

車は10年も経つと、タイミングベルトなど走行において重要な部品の交換が必要になり、多額な作業工賃もかかります。また、車種の生産終了から10年を超えると、多くの自動車メーカーは交換部品の供給を停止する傾向があることも懸念事項といえます。ですから、10年落ちは車を売るひとつのタイミングといえるでしょう。

また、ガソリン車の場合は、13年落ちも売却のタイミングです。なぜなら、新規登録から13年経過した車には、自動車税（種別割）の重課措置が設けられているからです。

ちなみに、13年が経過した車は、概ね15％の税率アップとなります。さらに、車検時に納める自動車重量税も、13年経過車だと約40％も税率がアップ（軽自動車は約24％アップ）するので、注意が必要です。

走行距離が100,000kmになる前

車の走行距離が100,000kmを超えると、一般的に中古車市場での価値が低下し、買取価格も下がる傾向があります。

これは、100,000km以上になると車の各部品の劣化が進み、トラブルが起こりやすくなるとされているからです。

自動車税（種別割）が課税される前

自動車税（種別割）は、毎年4月1日時点での車検証上の車の持ち主にかかる税金です。車の種類や用途、排気量に応じて決まり、ほとんどの自治体で5月末日が納期限となっています。自家用乗用車の場合は、下記のとおりです。

■自動車税（種別割）の基準税額（自家用乗用車の場合）

軽自動車の場合は、原則として1万800円です。

なお、自動車税（種別割）は、車を3月までに売却すれば翌年度の分を納めなくても済みます。さらに、3月は前述のとおり中古車需要が高い時期でもあるので、車を売るのにおすすめのタイミングといえます（初度登録13年超の場合、税額が異なります）。

車の市場在庫が少ないとき

2020～2021年に新型コロナウイルス感染症の影響や需要の急増により、世界的な半導体不足が起きました。そのせいで自動車メーカーの新車生産が滞り、結果として中古車の需要が高まり、中古車価格は高騰しました。中古車の市場在庫が少ないタイミングは、車を高く売れるチャンスといえるでしょう。

車の売却の流れ

車を買取業者に依頼して売却するときの流れは、下記のとおりです。

＜車売却の流れ＞

1. 1. 車の買取相場を調べる
2. 2. 複数の買取業者へ査定を依頼する
3. 3. 見積もりを見て決める
4. 4. 必要書類を準備する
5. 5. 売却手続きをする
6. 6. 車を売却先に引き渡す
7. 7. 売却金の受け取りあるいは振込先口座への入金を確認する

車の売却の流れについては、下記の記事もご覧ください。

車を売却するときの流れとは？車を高く売るポイントや注意点も解説

車を高く売る方法とは？

車を少しでも高く売るには、査定の前にしておくべきことがあります。ここでは、車を高く売るための方法をご紹介します。

あらかじめ洗車・掃除をしておく

車の査定前にボディを洗車し、室内を掃除してキレイにしておきましょう。

洗車をしたり、カーワックスをかけたりといったことは、査定額に直接影響はないものの、「きちんとメンテナンスされている車だ」と、査定士の印象が良くなる可能性があるからです。

なお、車のボディの細かな傷や凹みは、査定には大きな影響がないとされています。大きな傷や凹みは査定に影響を及ぼすものの、査定前に慌てて修理をする必要はありません。修理をしても査定額がその分は上がらず、結果として損をする可能性があります。

記録簿などの書類を用意する

定期点検整備記録簿（記録簿）は、車を法定点検に出し、点検結果と整備の概要を記録、保存した書類です。整備履歴が記載されているため、車の査定時には重要です。

また、車の購入時に受け取った取扱説明書やスペアキー、メーカー保証書なども確認・準備し、査定時にチェックしてもらいましょう。

取り外した純正品を準備する

ホイールやカーナビ、オーディオなどの部品・装備を純正品から社外品に交換し、取り外した純正品を保有している場合は、査定の際に準備しておきましょう。なぜなら、純正品を持っていることで、査定額がアップする可能性があるからです。

ただし、査定前に純正品に交換して、無理にオリジナルの状態に戻しておく必要はありません。

複数の査定額を比べる

車を高く売るには、必ず複数の買取業者に査定してもらい、査定額が記載された見積もりを比較しましょう。

最初に連絡してきた買取業者に決めがちですが、各社の買取価格の金額提示にルールはありません。取引費用や名義変更費用、傷や凹み・修理歴が後から気づいた場合の減額などが、どのようなシステムになっているのか確認した上で各社を比較する必要があります。

提示された価格の一番高かったところに買取をお願いしたら、契約の段階であれこれ言われ結局他の会社と変わらなかったということもあるようです。また、業者により車両と名義変更書類を引き渡してから入金までの日数にも違いがありますので確認が必要です。なかなか入金されないと心配になりますよね。

車の売却はオートバックスカーズの車買取を利用しよう

車の価値は時間の経過とともに下がっていきます。車を高く売ろうとする場合、1日でも早く買取業者に査定を依頼する必要があります。愛車を少しでも高く買い取ってもらえるように、タイミングを考えるというよりも、早く査定を依頼するようにしましょう。

車の売却を検討している場合は、信頼と実績のある買取業者を選ぶことも大切なポイントです。オリコン顧客満足度®ランキング 車買取会社 担当者の接客力で5年連続No.1の評価を受けているオートバックスカーズは、安心していただける車買取を実施しております。

オートバックスカーズの車買取は、特許取得の査定システム「査定Dr.」で査定を行い、買取見積を書面で発行します。さらに、じっくりと廃却の検討をしていただくために、査定価格を5日間保証しております。車の買い取りをご検討の際は、ぜひオートバックスカーズの車買取をご利用ください。

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